防災安全地方研修会が開催されました。−−−−その一
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 1月20日、県総合流通センターにある岡山県勤労者総合福祉センター「岡山テルサ」テルサホールにおいて岡山県、(財)消防科学総合センターの主催による防災安全地方研修会が岡山県下の防災・消防関係者・自主防災組織関係者約300名が出席して開催されました。
 午前中は山口大学の瀧本助教授による自主防災組織リーダー研修会で「本当に必要なの?自主防災組織」の講演が行われました。昼の30分間に倉敷消防署乗金救急主任による最新式の救命機器「自動体外式除細動器」の使用について、午後からは防災安全地方研修会で長崎大学高橋副学部長による「地域における地震・津波対策」の講演がおこなわれました。
 山口大学の瀧本助教授による自主防災組織リーダー研修会「本当に必要なの?自主防災組織」では、日本はとにかく災害のデパートである。とくにこの西日本においては南海地震・東南海地震がここ30年以内に起きる確率は40〜50%である。しかもこの地震は起きるとすれば巨大地震で地震による破壊とともに津波による被害が岡山県南部一体に起きると予想されています。阪神淡路大震災に見られるように巨大地震が起きると、その直後は一番当てになると思われている公助は当てにならない、最低3日間は自分たちあるいは近所で助け合って生き延びなければならない。そこで南海地震・東南海地震がもしも起これば一番最初にすることは自分の身を守ること、揺れが収まるまで安全な机の下等に身を隠す、揺れが収まったなら次はこれも忘れてならないのは火の始末です。そして幸いにも自分の身が安全であったら、次は共助です。近所の元気な人とともに救助をおこなうことです。ここも非常に重要なところで阪神淡路大震災での被害者のほとんどは家屋倒壊による圧死、あるいはその後の火災による被害です。他にも水の問題・食糧の問題等いろいろありますがまずこの最初のところで救助が手遅れにならないように行動をしなければならないのです。
という話でした。
瀧本助教授による講演。 瀧本助教授による講演。 瀧本助教授による講演。
瀧本助教授による講演。 瀧本助教授による講演。 瀧本助教授による講演。
瀧本助教授による講演。 瀧本助教授による講演。 瀧本助教授による講演。
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