防災安全地方研修会が開催されました。−−−−その二
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 昼の30分間に倉敷消防署乗金救急主任による最新式の救命機器「自動体外式除細動器」の使用について説明がありました。
 自動体外式除細動器は本来はチャンと資格を持った者が取り扱うべき性格の物ですが救急で人命に関わる事態で資格云々を言ってられないということで昨年から一般の人が扱う場合に特別の資格がなくても使えるようになった物です。従来の心肺蘇生法は
A.気道の確保 B.人工呼吸 C.心臓マッサージでしたがこの後にD.自動体外式除細動器の使用が認められました。ただし人工呼吸については抵抗がある場合には心臓が停止していることを確認の上 A.気道の確保 C.心臓マッサージ D.自動体外式除細動器で良いそうです。自動体外式除細動器は電源を入れると誰でも使えるように音声による案内があるそうです。
、午後からは防災安全地方研修会で長崎大学高橋副学部長による「地域における地震・津波対策」の講演がおこなわれました。
 地震が起こった場合には文明の利器である電話・携帯電話はおそらく一切使用できない。それから車についても幸い車庫がつぶれず車が無事であっても、まず使用できる状態には当分ならないであろう。この上に津波が来るような地区ではさらなる被害の拡大が予想されます。東南海地震・南海地震は岡山県でも県南地区では予想外の津波が来るおそれがあるそうです。
 こういった状況では自助・共助が非常に大切で日頃の町内活動を通して普段から夏祭りとかでお互いに協力し合うことが非常に重要となってくる。

というようなお話でした。
AED使用について。 乗金救急主任の説明 自動体外式除細動器。
AED使用について。 乗金救急主任の説明 自動体外式除細動器。
午後からの講演。 高橋副学部長による講演。 大勢の防災関係者が出席。
午後からの講演。 高橋副学部長による講演。 大勢の防災関係者が出席。

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