法萬寺の本尊開扉・本堂落慶法要・稚児行列         


 4月29日(火) 原 磯尾の法萬寺で33年に一度の本尊開扉とそれに合わせた記念事業の本堂修復落慶法要が行なわれました。
 また、それに先立ち稚児行列も行なわれました。

 稚児行列
原・中原地区の子供を中心に約80名が片山集会所前・岩崎酒店前より法萬寺までを歩きました。
稚児行列は、けがれのない子供たちが、お寺のまわりを清めるという意味があるそうです。
片山集会所で稚児行列の準備をしました。
頭の冠が気になります。
お母さん方も準備に大忙し!
テレビ局も撮影に来ていました。
夕方のニュースで放送されました。
烏帽子、冠をかぶり、桜の花を手に持ち
古式ゆかしいいでたちです。
さあ、いよいよ出発です。


子供たちだけではなく父兄の方も多く参加され
長い列となりました。
なれない衣装で歩いたため
少し疲れたかな?
法萬寺に着いた稚児たちは持ってきた
桜の花を供えたり、
記念撮影を行ないました。

お坊さんから頭に水を頂く「お稚児さん加持」が
一人ひとりに行われました。


最後におみやげをもらって解散です。
うれしそうですね!
      

 法萬寺本尊開扉・本堂落慶法要
法萬寺の本尊である聖観世音菩薩は33の姿があると伝えられて、
33年毎に公開をされています。
また、本尊開扉に合わせて本堂の改修も行なわれました。

 立派に改修された本堂
        33年ぶりに姿を現した観音様

 境内に建てられらた塔婆にある
 「御手の綱」。
 観音様から五色の糸で繋がれていて、
 この糸に触れることで大きなご利益が
 あるそうです。
 本堂修復落慶法要
 18名の僧侶が熱心にお経を唱えていました。