法萬寺 (ほうまんじ) |
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真言宗御室派の寺院で正式には、西谷山法萬寺。 天平勝宝年間(749〜757)報恩大師の開基と伝えられています。 本尊の聖観音立像は平安末から鎌倉初期の造立とされ、保存の良好な立像で昭和41年6月に岡山市の重要文化財に指定されています。 | ||
中世に一時荒廃した時期もあり縁起その他の古文書類は伝わっていませんが、本堂下の礎石に平安時代と推定されるものがあり、本尊とともに寺の古さを示しています。 現在では本堂・客殿・庫裏・鐘楼・山門などがあります。 ボタン寺としても有名でシーズンともなれば近隣から多くの人が訪れます。 また、法萬寺に伝わる古図には仏教文化が花開いた西谷山の様子などが見事に描かれています。 |