戦乱に明け暮れた戦国時代、ここ原の地も戦乱に巻き込まれました。やがて、江戸時代、世の中が次第に安定してきます。人 々の暮らしもだんだんと豊かになった時、一大観光ブームが到来。伊勢参りに代表される「信仰」に名を借りた観光ブームはこの地ににも押し寄せました。飛鳥、奈良時代から仏教文化が花開いたこの地は格好の観光スポットとなったようです。
ここから海が始まる磯尾の様子、原八軒、(そもそも原は八軒から始まったと伝えられています)若宮八幡宮、法萬寺、磯尾 谷川、下池、中池、上池、西谷千軒と言われる巨大な寺院と寺町の賑わい、 桜谷のサクラ、日本三大薬師とされる笠井山の薬師院、雲海のかなたには金山寺。
入り江に浮かぶ舟山、山上には舟山城、妙見山上には舟山城の出城・・・実に丁寧に描かれています。
法萬寺にに伝わる古図を大正2年に極彩色に模写したものでいわゆる「観光地図」です。いくつもの時代を重ねたものです。
歴史とロマンの町「原」 ぜひ一度お訪ねください。 |