津倉わいわいESDの「学習講座会」を開催

投稿日:2021年12月12日

コロナ禍のため休止になっていた「津倉わいわいESD」学習講座会が久しぶりに開催されました。今回のテーマは、2022年の民法改正について我々の生活に大きく影響することを事前学習しようというものでした。

講師には津倉町に馴染みのある大畑誠 司法書士(前 岡山市職員)をお迎えして、各自の挨拶も「ご無沙汰しております・・」と親しみ感のにじむ講座会となりました。
 
来年(2022年)の民法改正では成年年齢を18歳に引き下げるなど大幅な改正によって私たちの生活にも大きな影響が出るのではないかと言われています。

中でも相続分野においては、約40年ぶりの改正で新設や変更が行われます。特に、配偶者の住居に関する権利、相続の円滑化措置、自筆証書遺言の要件緩和など知っていれば家族や周辺関係者が大変助かる事柄を学ぶことが出来ました。
 
講座の内容(項目)
1.相続登記の義務化:3年以内の相続登記。怠ると10万円以下の過料。
2.土地の所有権放棄:価値のない土地は、国もいらないので注意。
3.相続登記に要する費用:登録免許税(0.4%)+諸経費+手数料など。
4.相続で揉めやすい事例:兄弟は、仲良くても揉める。
5.配偶者居住権:住宅を所有権居住権に分けて処理。
6.自筆証書の要件緩和:遺言の一部のパソコン使用が可能。
7.遺言書が絶対に必要な6パターン:子供なし、離婚歴、認知症など。

※講師からは「以上の事を踏まえて、皆さんが元気なうちに準備しておくことが重要だ。」と繰り返しお話いただきました。お勧めは、公正証書遺言だとも。
 

※大畑 誠 司法書士事務所の紹介
岡山市中区雄町431番地5 グリーンバレー202号
大畑誠 司法書士事務所

カテゴリー:わいわいESD

SNS
検索
ページトップ