大神神社の「茅の輪」(2019年)

投稿日:2019年7月17日

夏越しの祓いの神事として茅の輪を潜ってお参いりする行事は広く行われているが、地元の大神神社にも大きな茅の輪が奉納してある。茅の輪を潜って心身を清め、無病息災を祈願する夏越しの祓いをする象徴的な行事です。

由来は日本古来の神話にもとずいています。スサノオノミコトが備後の国を旅した時、貧しいにもかかわらず喜んでスサノオノミコトをもてなした貧しい蘇民将来がいました。弟巨旦将来は豊かでしたがなにもしませんでした。数年後スサノオノミコトは再び蘇民将来のところを訪ね「疫病を逃れるためには茅の輪を腰につけなさい」と教えました。教えを守った蘇民は難を逃れることができたと言われています。江戸時代に腰につける茅の輪でなく、現在のような潜り抜ける輪になったようです。

お参りの仕方は、「みな月のなごしの祓いする人は千年の命のぶるというなり、蘇民将来、蘇民将来、蘇民将来・・・・」と唱えながら1回目は茅の輪を左回り周り、2回目は右回りに、三回目は左回りに回ります、4回目は正面の拝殿に向かいお参りして健康を祈願し、その後拝殿横の茅を頂き小さな輪を作り玄関わきに飾って祭ります。

大神神社は奈良の三輪神社などと同じ神様が祭られており、四御神、雄町に多くの氏子のあります。

 

 

カテゴリー:連合町内会

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