つくって食べて語ろう会　「岡山市平和の日」を想い語る

投稿日:2019年7月5日

6月29日は「岡山市平和の日」と定められています。平和を祈念する日です。食べる会の皆さん！知ってますか？　　もちろん！！ハイ　ハイ　ハイと手が挙がりました。平和な世界への希望と悲しかった戦後の若かった日の忘れられないこと、声に出し、次世代に繋いでくださいました。

「すいとん」と「いとこ煮（なんきんと小豆）」を作って、戦後の食糧難時代の食生活をしのびました。

食べる会はお料理上手です。「すいとん」だって、素材を生かして大変美味に出来上がっています。

体験談の一部です。在席していた皆さんが語って下さった大切な言葉です。

〇岡山空襲　岡山市丸焼け　東山　津島の一部が残っただけ　数日は灰と火の山の日々　食べ物は、すいとん　ドンツク（イモのつるや葉を粉に混ぜた茶色いパン）じゃがいも　もう戦争はいやだ。平和が最高　今がありがたい。（80代後半）

〇空襲はK市でした。大きな川があり両岸がコンクリートで張り出していましたので、川に入りその下にいました。始めは水は足首位でしたが、夜が明ける頃は胸まで来ていました。一晩中街が焼けて火の粉がすごかった。夜があけて川から上がると街中焼け野原でした。勿論我が家も。（90代）

〇昭和20年7月　雄町地内で米軍により機関車が襲撃される。（米軍戦闘機P５１型）土田在住の国鉄職員が戦死しました。（F氏）（他にも記してくださった方もいます）

〇小学校に通学中に警報がなりながら学校まで行くと校長先生より警報が出ているのですぐ帰れと言われて、勉強することもできない時代でした。靴もなく　自分で「わらぞうり」を作り、ぞうりで学校へ行っていた。（不明）

〇他にもたくさんの言葉を頂きました。どこかで発表を続けたいと思っています。（食べる会世話人　　　　　代表）