竜之口学区防災訓練の反省会がありました。
投稿日:2019年3月10日
2月24日(日)9時38分に南海トラフ地震(震度7)の発生を想定し、下記の実施要領で防災訓練を行いました。避難は各町内会で決めている一時避難場所に避難し、避難人数を確認した後、指定避難所(竜之口小学校)に、防災マップで安全を確認しながら揃って避難しました。
防災訓練の目的
災害の規模が大きけれが大きいほど、人命救助や消火などの緊急対策の需要が増大するため、防災機関はすべての地域に手が回らない状況になります。
「自分だけは大丈夫」「自分たちの地域は大丈夫」と思っていると、実際に災害が発生したときに、被害を拡大させてしまいます。普段からできないことは、災害時に急にできるものではありません。
このため、災害時に適切に行動できるよう、実践的な訓練を行っておくことが重要です。
訓練の実施にあたっては、自主防災組織だけでなく、各年齢層の住民や事業所、防災関係機関などとの連携を十分に図りながら行うことが重要です。
2.防災訓練の内容
避難訓練・起振車体験・スモークマシン体験・災害パネル展・飲料水、非常食配付
3.参加者の人数
参加者数261人 避難所に直に避難した人24人 合計285人
4.防災マップの活用について
竜之口学区の防災マップは岡山市が発行している自然災害時の被害想定地図「ハザードマップ」を活用して学区の避難所、各町内会の避難場所、危険場所等を表しています、岡山市で初めての防災マップです、自分の住んでいる地域を認識し、いざという時に活用できる様、平常時の訓練が重要です。
5.南海トラフ地震(震度7)
政府の被害想定によれば、南海トラフ地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では、震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱と強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mをこえる大津波の襲来が想定されています。
岡山県南部の地震想定は6弱~5強、津波の想定は2m~5m
6.震度7の体験
当日起振車で体験する様子を見ていました、はって物に掴んでいないと飛ばされる様に見え、恐怖を感じる揺れに思えました。
反省点としては
・一時避難場所から避難所に移動するときに、隊列の前後に誘導員を配置し、全員が安全に避難できるよう配慮する。
・避難所が遠くて高齢者の訓練が出来なかった。
・町内に何箇所か一時避難場所がある場合、どちらに避難するのか、とっさに判断ができなかった。
・要介護の人等、自分で避難が出来ない方の情報を事前に入手しておき、実際の時に確認する事も訓練しておくこと。
・避難所の運営で物資の配布等の訓練も必要なのでは。
・災害の種類によって、避難訓練の内容を考えなくてはならいのでは。
などの意見がでました。
これらを踏まえて、今後も災害訓練をしていくのが重要とのことでした。