歴史塾「大きく変貌した御南地域の今昔」~御南西公民館講座~
投稿日:2021年7月13日
令和3年7月9日(金) 10:00 歴史塾 「大きく変貌した御南地域の今昔」の講座を、御南西公民館で開催。雨の中、28名の方が参加しました。
講師は、北区田中の長瀬日出明さんです。
司会から紹介後、「今村」と「白石村」にかかわる概略経緯について。
明治時代に、町村制の実施の際に各村を合併「いまそん」とし前からの各村を大字とした。(今村・上中野・下中野・中仙道、西長瀬、田中、辰巳、平田、8村)。
「白石村」は、白石、久米、花尻、今保が合併、など現代に至った主な変遷を話す。
古代からの穴海といわれた岡山は、大規模に干拓をして土地を作ってきたことなどはなす。(想像図)
1932年(S.7)、多発する伝染病の蔓延を止めるため、行政上の幾多の困難克服して、上水道を完成、伝染病は収束。
1839年(S14)、笹ヶ瀬川改修工事が7年の歳月かけて完成した。堤防付替えで左岸の田中・平田地先に14万平方メートルの廃川地が出来た事(今の御南中学校一帯・写真) 。
1959年(S.34年)、 児島湾の締め切り堤防が完成すると、笹ヶ瀬川河口一帯で獲ていた魚介類が激減し影響は大であったと。
又、米・麦に加え、昭和40年頃までイ草の栽培も盛んであったと、(水稲・麦・イ草 作付け年間日程表)、その後、都市型の地域を目指し組合主体の大区画整理事業を次々と完遂。
更に小学校開設・御南中学校開設・御南大橋が完成・岡山西バイパス開通など、目覚ましく地域が発展していく話しをされ、知らないこと多く楽しく勉強することが出来ました。感謝・・・(No.1854)
—講座資料—-
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