西学区愛育委員会 7月久しぶりの定例会～研修「女性の防災活動」ほか連絡事項～

投稿日:2021年7月8日

7月5日（月）梅雨真っ只中の蒸し暑い午前中､5月、6月は　コロナ感染者数拡大や緊急事態宣言発令で　やむなく中止だった定例会が、2ヶ月ぶりに実施することが出来ました。約40人の役員さんの出席。

会長からは、「久しぶりに役員さんと直接　顔を見て話す会ができて　本当に嬉しく思います。高齢者のワクチン接種も順調に進み　64歳以下の方の予約も始まり　できるだけ多くの方が接種を受けて　早く安心して生活できることを願っています。

ただ　緊急事態宣言は解除されたものの　まだ　リバウンド防止期間が継続しています。まだまだ　気を緩めること無く　1人1人ができる感染予防対策は　しっかり継続して元気に生活して欲しいです」と挨拶が有りました。

保健師さんからは　6月の集団肺がん検診が　急遽中止になり　そのお知らせ「至急回覧」を慌ただしく　各町内会役員さんにお願いした事のお詫び。

今後の検診会場は　春　全戸配布した「保健所だより」「けんしんガイド」で確認して下さい。また　7／21（水）には､今年度　初めての「赤ちゃん　さんさん育児相談」が　西コミュニティで行われますの話が有りました。

–「女性の防災活動」東区瀬戸町の「助け合うお母さんの会」枝廣真祐子さん—

次に　本日の研修　「女性の防災活動」と題して､岡山市東区瀬戸町の「助け合うお母さんの会」枝廣真祐子さんに、３年前の７／６西日本豪雨災害で被災地となった　東区平島地区で　実際に体験､活動された事を講話してもらいました。

本人は　被災地の隣に住んでいて被災はしていないですが、子供が　平島の幼稚園に通っていた事で　親子のお友達が多く　その家族を何とかして　助けてあげたい　､　物資を届けてあげたい思いで　一早い行動を取り　駆けつけました。

が　目の前が海‼︎ 2Fのベランダから手を振る親子の姿は見えたものの　そこまで､､､どうしよう⁉︎

枝廣さんは　気持ちが怯み　自分の考え､行動に疑問を持ち　葛藤してる時に　友人に電話､相談したところ、地域の大勢の人達に　どんどん繋がり協力を得る事ができたそうです。

その後　夏休みに入り　今度は　「被災してる子供達をどうしよう⁉︎」と皆で考えてる時　偶々　議員さんの耳に入り　地域の体育館を　子供達の居場所､お母さん達の活動場所として提供してもらう事が出来たそうです。

それからは､おもちゃ王国から　たくさんのおもちゃが届いたり､　企業からは　大きなプールが届いたり､　本の読み聞かせの方､　愛育委員さんの乳幼児の預かりの方々等　たくさんの温かいボランティアさんが集まったそうです。被災地との送迎マイクロバスを無料で提供してくれた会社もあったそうです。

講話が終わり「お母さんの会」の勇気ある行動には頭が下がる思いで　関心させられました。

また　1番　気をつけた事はと聞くと､自分達は　素人集団なので　どんなに忙しくても　預かった子供達から目を離さず､安全第一を考えて　頑張りましたと言われてました。

さすが　お母さん達のパワーは　凄いと感じました。さらに　普段から　人との繋がりが有る地域だったからこそ　できた行動だろとも感じました。（本人は､田舎だからと言われてましたが､､､）

終わって　私達の地域も　防災意識は少しずつ高まって行っていますが　何事も無ければ　中々　進まないのが現状だと思います。が、最近の異常気象の多さ､怖さ（つい先日も　熱海市の土石流災害）を考えると　日本列島　いつ　どこで　何の災害が起こってもおかしくないと思うので　他人事と思わず　1人1人が　「防災『準備』」のために　地域の仲間づくりや　自分が住んでいる所のハザードマップ､「洪水」「内水」マップ（岡山市ホームページ）を見たり　防災グッズを準備したり　自分の避難所､避難する方法等の確認を家族で話し合ってみる必要があるのでは､､､と思いました。

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そして　会の最後には､今年も秋の「岡山市合同敬老会」は､中止になりましたが　、岡山市からの記念品配布の為　例年通り　敬老会該当者名簿（今年は､昭和17年12月31日生まれ以前の80歳以上の方）の確認作業を各町内会役員さんにお願いしました。

他　県民講座「お口とがん」の案内チラシの配布。

約１時間半の定例会になりましたが　無事に終わりました。夕方には　今年　初めて　セミの鳴き声を聞きました。梅雨明けも　間もなくでしょうか。（No.1852）