“球場警備犬 BigとValleyの物語”

投稿日:2026年6月17日

冷々した世の中…少しホットで…ファンタスティックな物語でも…「僕は球場警備犬… ビーグル と芝の混血オス、中型犬で五歳…コールサインは”ビッグ”…一年間の警備犬学校で研修…一ヶ月の球場警備実習を経て…今シーズンから実務についています…場外の見廻り…観客席の見廻り…グランドの見廻り…今日はグランドが僕の職場…試合前の練習を終えた選手達がゾロゾロとベンチ裏に消えます…僕はグランドの生ゴミや危険物を探します…僕の手綱は40代の女性の手に…コールサインは”Valley”さんです…グランド一周の警備後ベンチ前でスタンバイ…

ひとりの大男がボールを持って近づいて来ました…Valleyさんではなく僕の方に…僕は立ち上がり構えました…仕事がらままありますから…彼は僕の前でしゃがみました…笑顔でした…僕も力を抜きました…

彼は拙い英語で何か言いました…僕ではなくValleyさんに…彼女は顔を真っ赤にしながらゆっくり頷きました…彼は手に持ったボールを僕の鼻先に差し出しました…研修で”知らない人のプレゼントは口にしない”と僕は躾けられています…しかし、僕の口は自然に開いて…ボ~ルを咥えました…それは…僕が彼を知っているからです…Valleyさんが彼の大ファンであることを…彼女の首に掛かる識別カードの裏の写真で…彼女と握手をして彼はロッカールームへ…僕に向かって「サンキュー」と言った男の大きな背中には「17」が縫い付けられていました…僕は思わず「ワン!」…ボールを落としました…涎(よだれ)だらけのボール…彼女が拾いました…僕はまた吠えました「それは僕のボールだと!」…間もなくプレーボ~ル…左バッターボックスの彼をベンチの陰からエールを送る僕…今度は”チョコボ~ル”をお願いいたしますと…😀

(YouTubeがヒントの駄作でした)

記  福森 芳郎

カテゴリー:おん野の滴

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