久々のセミナー講師

投稿日:2023年9月17日

久しぶりに公民館で講師をやらせていただいた、 

力が入り、緊張した‼️7年前、タイトルは同じ「お話相手ボランティア養成講座」だったが、当時はうまくいかなかった

コロナを挟んで世相や環境は一変していた

高齢者のフレイル化(虚弱化)と迫る認知症の恐怖!

参加者は満席、我が身と思う高齢者も増え、世のため人のために何とかしたいと志を持つ方々の参加も多い

コロナ禍で孤立化や孤独化が進む高齢者の話し相手になり、昔話や自慢話、成功談や失敗談、病気や孫の話など同窓会レベルの内輪噺にしに心を一時ゆるめ、癒の手伝い、お相手をしてくれる我が友

これがお話相手ボランティアのミッションであり、真髄でもあります!

講座の概要説明に続き、参加者自らが持っているしゃべり方等のコミュニケーション上の特徴を知るセッションへが始まった

紛らわしい言葉、例えば「会話と対話」はどう違う? 「解決と解消」、「信用と信頼」、「事実と真実」・・・の言葉の意義を4~5人グループで話し合う

それぞれの方のコミュニケーションの特徴が手振り身ぶりや言葉の端々に個性や個癖として飛び出してくる

このセッション終了後に、メンバーの方々から各自にその特徴をフィードバックしてもらう

他者に映る自画像を初めてて知る人も多い

「嘘っ」と想いながらも、そうかもしれないなー・・

と納得する

己を知り 相手(お話相手)を知ることは 信頼作りの原点だ!

セミナーの後半は、お話相手ボランティアの実習だ

相手の高齢者が何を語りたいのか、どのような表現でしゃべりたいのかを知り、それを導くように問いかけ、話を進める基礎的技術をマスターするセッションだ

話を聴きながら、表情を優しく受けとめる、にわか同窓生としてのお話を展開していく醍醐味は双方のエネルギーとなって身体に染み込む

緊張が笑顔に変わり、安堵を受け取って一段落

ボランティアが帰る時に高齢者から「今度はいつ来てくれるん? 待っとるで!」の言葉を勲章にボランティアの足は弾むだろう❗

高齢者の面倒はまず高齢者が!

こんなサイクルを後世に遺し、いずれ我が身の際に、「お話相手ボランティアに来てくれてありがとう!」と声だかにお礼を言いたい

こんなセミナーにしたいと念願、残り三回の講座の秘策を練っている

子どもたちのお話相手ボランティアもしたいが、今は余力がない!

子ども食堂などの女性の出番にお願いしたい ?

カテゴリー:おん野の滴

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