新一年生の黄色のランドセル
投稿日:2024年5月5日
三年前の1年間、コロナ禍、週3日の学童保育補助員を勤めた
大事なことを教えられた!
それは、”ランドセルの重さ”、とりわけ新一年生の黄色のそれの重さだった、一年生の平均値を基にした調査によると、大人換算15キロ~20キロの体感があるそうだ!
“日本縦断こころ旅”の火野正平さんの折り畳み式電動自転車並みの重さだ!大人でもなかなか重い
この重さを担いで新一年生は長い長い通学路を通う!
学童保育が終り、自宅近くまで送って行く、時どきランドセルを持ち上げてあげる…すべての黄色のランドセル保有者が私の顔を仰ぎ見ながら「アー 楽チン楽チン」と恍惚な表情をする
けなげなしぐさを見ながら涙が出そうになる…
早く、速く、急いで、わすれもの…大人目線で無意識に追い立てる保護者たち
追い立てられる子ども目線!
重き荷を背負って歩き続けた家康の心情やいかに…
児童虐待が増え続けるのが現実
大人目線と子ども目線の高さの違い?重さの違い?
相手への目線の違いへの思いやりがもう少しあれば、時の流れがもう少しゆるやかだったら…
老爺心ながら想う昨今です‼️
記 北公民館ジェントルマン喫茶常連客 福森芳郎
カテゴリー:おん野の滴