クリティカル(危険)な11分間 !
投稿日:2024年1月5日
日本の正月三ヶ日は今年の世界情勢を占うような出来事で始まりました❗️
「能登はいらんかのー♪」で始まる震災津波、薄暮の羽田空港の大惨事、救いは贔屓(ひいき)の青学の箱根制覇か!
元飛行機乗りとしては表題の11分間が気になります❗️
この11分間は飛行機に関わる言葉(定説)で飛行機事故が多発する危険な時間帯なのです‼️
離陸後の3分間 & 着陸前の8分間 が魔の時間という意味です!
滑走路上で飛行機同士が衝突するというあってはならない事故は、ニヤーミスを含めれば時たま起きています
機長と管制官が英語でやり取りしながらの航空管制はヒューマンエラー(人的過誤)が起きやすく、思い込みや早とちりでのミスがなかなか減りません
今回の海保航空機は、能登災害の緊急物資を早く現地に届けたい一心が錯誤をよんだ可能性もあり、同じミッションをしてきた身とすれば身につまされます‼️
一方、日航機にすればこの未曾有の大惨事を人的にはほとんど無傷で対処できた幸運と機長をはじめクリューの見事な手順とお手並み、それと乗客の協力は見逃せません❗️
米主要メディアはこの事故対処の見事さを「まさに奇跡的だ」と絶賛しています、日本のメディアではあまりそれはなかったようですが(?)
思い出すのはあの「ハドソン川の奇跡」です
離陸直後(3分以内)に両エンジンに鳥が吸い込まれ停止、緊急対処(8分以内)をこなし、見事にハドソン川に着水させ、全員を無事に大地に生還させた機長、クリュー、乗客、救助隊の協同はその国の民度や実力を示す行いと称賛されました‼️
我が国も多難な危機に立ち向かう世相のなかで、オールジャパンでスクラム組んで突破したいものですね?
記 北公民館ジェントルマン喫茶常連客 福森芳郎
カテゴリー:おん野の滴