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ニューストピックス(2009年10月13日)

倉安川が流れた!

みなさん、倉安川の水面を見てください。 なんと、用水期以外は水が淀み、腐臭を発していたこの川が、この時期に楚々として流れはじめたのです。

これは、實村代表が主宰する「富山の自然を楽しむ会」の音頭取りで、岡山市当局や水利関係者の絶大なご理解とご協力を得て、10月13日に「祇園用水から倉安川に水を取り入れる」という画期的な通水試験が成功し、市からも「来年4月まで通水は継続する」「倉安川の改修工事間も、なんらかの手段で水の流れは確保する」との方針が示された結果なのです。

川は、流れてこそ川です。 富山学区を象徴する一級河川倉安川・・・、命を得たこの川をきれいに保ち、その河畔に暮らす学区民みんなの宝として大切にしていきたいものです。

祇園用水と倉安川の交差地点の周辺地図
サイホンを通り、倉安川と立体交差して姿を現した祇園用水。
このY字分岐から、祇園用水の水が倉安川へ取り込まれる。
祇園用水から倉安川への通水樋門
平井5丁目の“底樋”。
向かって右が祇園用水のサイホンの出口、左が倉安川との通水樋門。
祇園用水の水が、波頭を立てながら倉安川へ流れ込んでいる。
このとき樋門は全開、祇園用水本流の水位は一気に17センチ下がった。
水位測定中の会員
「上がった、上がった」と、手作りの水位測定棒を指さす「富山の自然を楽しむ会」の川瀬会員。
ゆったりと流れる澄んだ川面には、秋の空が映っていた。
【参考】 富山学区のホームページ「学区紹介〜学区内の河川」に、
特集“倉安川余禄「山が動いた、川は流れた!」”として
詳述してあります。      詳細紹介ページ

(文:小野田、写真:實村・中村)

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