平成24年8月18日(土)午後3時芳田学区自主防災会と芳田公民館は、岡山市立芳田小学校及び新保天神公園で防災訓練を行いました。今日も残暑きびしく35℃を超
える暑さでしたが、何時起こるか分からない南海トラフ地震や台風シーズンを向かえ、昨年9月2日台風12号が近年に見られない岡山を直撃し、局地的豪雨にみまわれ笹が瀬川の氾濫危険水位を超え市内南西部で床下浸水などで、この地域では初めての避難勧告発令され一時混乱を招きましました。その教訓を生かし芳田学区の夏まつりを契機に防災意識を高めていただくため防災訓練を実施しました。この暑さ対策として芳田小PTA,芳田学区子ども会、芳田学区協働学校等の役員らが講演会場を清涼するため氷柱を何ヶ所に置き扇風機を回すなど講演会場が準備されました。また、南包括支援センターから看護師さんにも常勤してもらいました。会場には3.11東日本大震災のパネルを展示し津波の怖ろしさ周知しました。自主防災会長の開会挨拶に始まり岡山南消防署山本健一郎氏の講演は「家庭から始める防災」について、参加した子ども達に問いかける方法で講話され、非常に分かりやすい講演でした。
引き続き各町内会長が率いる防災訓練に入り最初は水防訓練で、参加した子どもたちがスコップを持ち袋に山土を詰め約50袋を積み浸水を防ぐ訓練を行いました。次に会場を新保天神公園に移し、岡山南消防士の指導により真っ赤に燃え上がる炎に、粉末消火器で消火する迫力ある訓練を行いました。また、本会場に戻り避難生活する体育館が停電したとの想定で、「発電機」を始動し照明灯や電気ポットでお湯を沸かす訓練を行いました。つづいて、断水のための給水を岡山市水道局職員の指導により「応急給水装置」を稼動しての訓練も行いました。最後に沸かしたお湯と給水装置から給水した水を利用して、非常用保存食アルファ米で50食を作る訓練を行い、トレーに分配して多くの参加者に試食して頂きました。以上、講演や5分野に亘る訓練を通じて今回は子ども達に体験してもらったことは将来に向けての減災につながるものと考えておりこれからも減災に向けて訓練を行いたいと思います。
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