平成22年2月24日、「岡山市安全・安心ネットワーク」の主催で、“地域防災コーディネーター・ステップアップ講座“が岡山ふれあいセンターで開催されました。このコーディネーター講座は2回目になります。福井大学講師松森和人先生の「自助・共助〜防災への取り組み〜」との演題で、●防災への取り組みは,災害に正しく備える意識を持つこと。●災害の怖さを知り自分で守る意識を持つこと。●被害の大きさ・要因は多面的な要因から被害が生れる。そこで地域の防災活動とは、地域防災住民自らが災害脆弱性軽減のために行う活動であり、自助・共助が必要であると講演されました。その後、受講者は屋外デモンストレーションとして土嚢づくりや起震車体験をして非常食を試食しました。 午後からは対談が行われ、前・長田小学校区防災福祉の川福本部長は、「H17阪神淡路大震災時の10年前から地域防災の組織づくりをしていたため震災時死者なく避難生活に取り組めた」。日野ボランティア山下事務局長からは「H12鳥取西部地震被災地で高齢者の家でボランティア活動を行った」。美作土居山本区長からは「災害意識のないところH21.8月集中豪雨にみまわれ堤防決壊100軒以上が水没し地域防災組織のない被災地のホランティア活動に苦慮した」こと。また、操明学区自主防災岡本会長からは「H16年台風による高潮被害後防災会を立上げ、防災マップを作り、防災訓練を行っている」などでした。災害はいつ来るか分かりません。芳田学区も組織づくりに取組みたいと考えています。『備えあれば憂いなし。』 (受講・吉森) |
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