平成21年10月4日(日)芳田中学校区"学びと健康ウォーク実行委員会"は、[当新田の歴史探検]と題して学びと健康ウォークを実施しました。当日は青空がいっぱいでウォークには最適のお天気でした。芳田・芳明学区から約200名の子どもや大人の方が参加し、各種団体役員スタッフに先導・見守られるなかでウォークを行いました。 第1ポイントの『逢澤著頌徳碑』逢澤正一氏は戦後初代の芳田村長で、昭和27年に岡山市に編入後、市議会議員として市政を通じて芳田学区の発展に寄与した功績をたたえ、当時の廣川元農林大臣から顕彰された。その著頌を記念して地元の有志が建立した「徳碑」を見学しました。つぎに岡山市消防局芳田分団車庫前で分団長から地域の防災について説明をうけました。 第2ポイントの『当新田ポンプ場』では、芳田・芳明・芳泉学区の一部の地域は雨による浸水被害に見舞われ地域住民は困惑にいたっていた。市当局に浸水解消の要請を続けた結果、下水道整備を市政の最重点課題として平成6年当新田ポンプ場が建設された。いつもは見られないポンプ場内部の機械設備などの説明を聞きながら見学しました。 第3ポイントの『四番稲荷大明神』は、明治25年豪雨で笹が瀬川が決壊し大洪水となり、その濁流に1個の厨子が流れ四番樋に漂着した。その厨子を拾い上げてみると稲荷大明神の像であり、松の下に安置・祭られた。四番稲荷大明神を参拝した後、その昔、堆肥を作っていたレンガ小屋を見学しました。 第4ポイントの『当新田教会』は、明治28年日清戦争が終結した頃、村民総意のもと建立されたもので、昭和32年に建てかえられ、年3回のお祭りや毎月7.15日には地元町内会の人々が多数参拝されている。さらに、『奉塔様』は明治32年全国で疫病が流行し村民が病魔におかされ苦しんでいたさい、村民を救うため犬島より幾日もかけて現地へ運ばれた。巨大な石塔が築かれた経緯などの説明を聞いた後、スタートした芳田小学校体育館へ無事に戻りました。 体育館内でおにぎりと美味しい豚汁をいただきながらグループ毎に反省会を開き、『今日の感想・想い出』文を提出した後散会となりました。 この行事に参加して郷土の学びができ大変参考になったことと思います。 (取材 高橋・吉森) |
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