芳田児童クラブ 連絡先

 
芳田小学校  学童保育所

〒700−0944

 
岡山市泉田408番地  芳田小学校内

  TEL・FAX (086)243−8931

 
学童保育は子どもにとって・・・・放課後の我が家です。

 学校の放課後、いつでも安心して「ただいま!」と帰ってくるところ。
 そして、「お帰りなさい!」と迎えてくれる指導員がいるところ。
 それが、学童保育です。
 また、春・夏・冬休みのように学校の長期休業日などは、朝から夕方までの一日を過ごす場所でもあります。
 そして、そこにはたくさんの遊び友だちがいて、遊ぶ場所があり、思いっきり遊ぶことができます。
 同じ小学生といっても年齢の異なる子どもたちが一緒に生活するので、上の子は下の子をかわいがり、下の子は上の子を慕う「昼間の兄弟」関係が成り立つところでもあるのです。
 学童保育は、基本的な生活習慣を身につけたり、異年齢の子と遊ぶ力を身につけたり、働くことの喜びを味わったり、子どもが生き生きと生活していく中で育っていく場です。

学童保育は親にとって・・・・子育てのとりでです。

 保育園から小学校に進む子をもつ親は、子どもの成長を喜びながらも、新しい不安につきあたります。下校のはやい一年生が一人で留守番できるだろうか?
 火事は、交通事故は、病気の時は・・・・と、安心して働くことができません。
 学童保育は、こうした切実な悩みを解決したいと願う多くの親たちの運動から生み出されました。
 芳田児童クラブも開設までに約2年の運動があり、1997年3月にようやく開所できました。


映画 ランドセルゆれて(中山節夫監督作品)

 この映画の中で、誰かが近くの工場の窓ガラスを割ったため、子どもたちは弁償しようとみんなで空き缶集めをします。
 『自分が割りました。」と名乗った下級生を上級生がかばいます。

 昭和30年代に小学生だった私にも、このシーンのような出来事がありました。
 この頃は、上級生と下級生がまだ一緒に遊んでいました。そしてその中で成長していく過程で、大切な縦線の人間関係を知らず知らずに身につけられたと思います。

 また、父親の失踪で保育料が払えなくなった子どもの家庭をめぐって、周りの父母たちが戸惑うシーンがあります。
 ある父親の「学童の子はみんなわが子だ。」という一言で父母たちが力を合わせて保育料をつくり、この難局を乗り越えます。

 学童保育には、現代社会では失われてしまった大切な何かが、まだ残っているような気がします・・・・。

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