社会福祉協議会は、平成12年に施行された社会福祉法により地域福祉の推進を目的とする団体として新たに明確化されました。本格的な少子、高齢化社会の到来は地域福祉のニーズが多様化し多くの問題を投げかけています。
 福祉協議会の財源は、主に赤い羽根募金の還元金や一般市民の寄付金です。助け合い共同募金は、昭和22年創設以来半世紀も続けられ、多くの方々のご協力を頂き、民間社会福祉事業を資金面で支援し助け合い精神の高揚に大きく貢献してきました。
 しかし今日の厳しい経済状況では、募金運動にも一定のブレーキがかかることが予測されます。芳田地区社会福祉協議会も、平成15年7月で長期間実施してきたディサービス事業を中止せざるを得ない状況となりました。
 財源の問題では、平成11年度より愛育委員会の協力により個人会員の加入をお願いしています。地域の方々のご協力と愛育委員の活動に心からお礼申し上げます。
 現在芳田地区で8ヶ所、ふれ合いイキイキサロンを実施しています。内容は、会食会・話し合い・手作りの作品作り・軽いスポーツなどです。気軽にご参加してください。
 赤い羽根募金、個人会員会費などの一部は、こうしたことにも使われています。今後とも募金活動には、皆様の一層のご理解とご協力をお願い致します。
 地域福祉に限りはありません。障害者や高齢者が、自分の住み慣れた地域で生涯安心して暮らせる、あたたかい共生のまちづくりを目指しています。身近な小地域で当事者、介護者、ボランティアが集い、交流を図る「元気の出る会」の発会も検討致しております。
 芳田地区社会福祉協議会に、今後とも深いご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。