米倉博物館


展示NO-G05 「はえなわ漁」

 日暮れと共に、川上から川下に川船をあやつりながら「はえなわ」を仕掛ける。餌は、「どじょう」とか「川えび」を枝針に付け「まこも」の茂る内川を流す。
 翌朝、日の明けぬうちに、仕掛けた「はえなわ」を川下から引き上げる。獲物は「うなぎ」「なまず」「ぎぎ」等が船底で跳ねる。
 漁獲時期は、春から夏の時期が盛んで朝捕りの「うなぎの蒲焼」の香りは最高であった。