米倉博物館


展示NO-M21 「ねこぼこ」

 は釜で炊いたご飯を「おひつ」に取り「ねこぼこ」に入れて保温する。ほんのりとした温もりのご飯の味は最高であった。
 炊飯器の無い時代、冬場家族一日分のご飯を「ねこぼこ」で保温した。
 素材は、はかまを取り除いた稲わらを組み合わせた物で、板の間に置くと様になった。
 生活の知恵を感じさせる一品である。