展示NO-M09 「はがま」
「はがま」にも大きな物から小さい物まで多種であった、用途も多様で主にご飯を炊いた、ご飯の出来不出来は水加減と火加減で決まった。
水加減は洗い米を入れ、水を張って手のひらの甲の位置に水量を合わせる、水量を誤るとおじやに成り、おこげに成った。
火加減は、「初めチョロチョロ、中パッパ、子供泣いても蓋取るな」と言われた。そして蓋の間から泡を吹き出したら火を止め5分位後に一炊きすると、美味しいご飯が出来上がった。
また、鍋の厚みと、木蓋の重みでも味は微妙であった。