季節のたより
2009



前略 晩秋の里
 紅葉、落ち葉、ひんやりと澄み切った青空が美しい。
 黄金色に実った稲田の中を子供みこしが笛と太鼓で通り過ぎて行く。
 笹ヶ瀬川原のススキも秋風に揺れ、晩秋の色を濃くする。
 人恋しくなる秋の夜長、身も心も温かくありたいものだ。
                                   早々
                                   平成21年11月
                                   米倉町内会ホームページ編集委員会




前略 秋
 コスモスが爽やかな風に揺れ実りの秋の訪れ。
 体育協会役員のユニホームが変わった、帽子に「絆」の刺繍が織り込まれている。
 まさに地域の絆、各種団体が協力して老いも若きも競技に声援に心を一つにする。
 今回も芳田中学校の生徒たちが30名ボランティアで競技準備に当たっていた。
 グラウンドの熱戦と共にこの子たちの活動に清々しさを感じさせる。
 成績は総合3位、優勝旗は久しく手にしていない、しかし米倉テントサイトがわいた。
                                   早々
                                   平成21年10月
                                   米倉町内会ホームページ編集委員会




前略 夏の夜空
 この季節夜空を見上げれば大三角形をはじめ、様々な星座が見える。
 幼いころはそれを探すのが楽しみだった。
 ふだん夜空を見上げることも少なくなった、でも七夕の夜だけは星空を期待する。
 夏の夜、織姫と彦星の星物語に思いを馳せてみるのもいいものだ。
 見上げてみると、この二つの星が天の川を挟んで輝いている。
 星座というものには、先人たちの遊び心と想像力が詰まっていて人間味があっておもしろい。
 しかし、そんな夜空の星座も最近はほとんど見えなくなってしまった、一番明るい星がかろうじて見える。
 これは寂しいことだ、子どもたちの夢が薄らぐ。
 8月22日、夏の夜空を華やかに彩る笹が瀬川の花火が上がった。
 浴衣姿の女の子がカラコラと下駄の音をたてて歩く、昼の暑さを忘れさせる。
                                   早々
                                   平成21年8月
                                   米倉町内会ホームページ編集委員会

米倉交差点、夜8時30分

データー
花火 ISO感度100、F値11、シャッター速度0.5秒〜2秒、三脚使用
米倉交差点 ISO感度100、F値8、タイマー60秒、三脚使用



前略 田植えのころ
 麦秋の風が波打って通り過ぎて行く。
 七十二候では、二十四節気のうち「小満」の末候「麦秋至」としている。
 「むぎあき」又は「麦の秋」とも読み、夏の季語の一つともなっている。
 麦が刈り取られ、田んぼに水が張られると、しっとりとした風景に一変する。
 日本は本当に水に恵まれた国だとありがたさを感じる。
 早苗を植え終わった水田に映す街灯の風景は格別だ。
 新緑に包まれ、夕日が笹が瀬川に沈むころ釣り人が舟を浮かぶ。
 夜ともなるとカエルの合唱が心なごます。
                                   早々
                                   平成21年6月
                                   米倉町内会ホームページ編集委員会

今年の芳田・大野・今地区の用水関番表が発表された。
 6月18日 午後5時 笹が瀬川大手樋もん(平田・米倉)
 6月18日 午後5時 笹が瀬川大手樋もん(西長瀬・辰巳・田中)
 6月21日 午後5時 下中野(一の坪・西浦)
 6月21日 午後5時 中仙道(水樋)
 6月21日 午後5時 今村家崎
 6月21日 午後5時 辰巳(樋の免・曲り・堂元)
 6月21日 午後5時 田中(水樋)
 6月23日 午後5時 上中野(樋の元)
 6月23日 午後5時 今村宮前
 6月23日 午後5時 辻・金丸
 農家の人たちは、田植えの準備に入る。
 稲作地帯の農民にとって水は最も重要な条件である。この地域にも水騒動の歴史が残る。
 町内を流れる用水路には多くの樋門が設けられ、今も芳田・大野・今地区の農業用水管理組合によって厳重に樋もん管理がなされている。




前略 ホームページ7年目の春
 岡山市モデル電子町内会に参加して「米倉電子町内会のホームページ」を立ち上げたのは平成14年3月26日でした。
 あれから7年の歳月が流れました。
 中で、反響の大きなサイトは「みんなの広場」の中の「菜園歳時記」と「米倉散策」で菜園歳時記は高齢者が無農薬ミニ菜園に取組む中で時期時期の作業に参考になると喜ばれています。
 また、米倉散策は新しく地域に住まいされた方々への愛着を齎しています。
 地域の風土・風景・風習・風俗・風格・風味・風情という7つの風を求めて掲載を続けた「故郷の風景」を第6巻を持って休刊としました。
 郷土の思いを「風」の中から見つめ、美しい自然環境を守り伝えて欲しいとの思いから編集に当たってきました。
 過ぎし日、新しい風の中から続刊が誕生することを期待しています。
 時代の流れと共に地域の情報化も進み町内会・自治会のホームページも多く見かけます。
 地域においては対面のコミュニケーションが大事であることは今も昔も変わりませんがネットを通したコミュニケーションも、それはそれで新しい人付き合いの形として大きな可能性が広がって行くのではないでしょうか。
 中で、[町内会ホームページ(検索)]で米倉町内会ホームページもYAHOO検索に於いて2,460,000件の最上位に位置しgoo検索に於いて270,000件の最上位に位置し、またgoogle検索でも373,0.00件の最上位に位置するサイトにまで成長しました。
 それに伴い、遠距離からの訪問者もいらっしゃいます、故に「電町パーク」に晴れの国の四季・岡山後楽園の四季等を掲載し岡山の紹介をしています。
 また、昨年度は「後世への記録」を開設し時々の記録を留めるべく総務編・業務編・行事編・戦後編・風景編・世相編・年間行事編の掲載を始めました。
 そして、戦後編に戦没者英霊と忠魂録を掲載し争いの歴史と国命に従い国難に殉じ尊い身命を捧げた方々への真理を捧げています。
 これからも課題は多い中ですが多くの方々に親しまれ愛されるページを目指して成長して行きたいものです。
 町内皆さんのご支援に感謝すると共に今後ともご指示ご指導をよろしくお願いします。
                                              早々
                                             平成21年新春
                                             米倉町内会ホームページ編集委員会

米倉の初日
米倉の迎春 地水神様
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米倉とんど祭