2012
前略 田の土用干し
土用干しは、田圃の水を一週間ほど入れないで、土がひび割れる状態にすることです。
土中のガスを抜くことと嫌気性の雑菌の繁殖を抑える効果があります。
土用干しをする事により稲が水を求めてしっかりと根を張るために倒れにくい稲に育ちます。
土用干しは、7月下旬ごろ行われます。
土用干し以降は徐々に田圃の水を少なくし更に田圃を堅くします。
これは、稲にしっかりと根を張らせるためです。また、土が固くなりだしたら以後は田圃な入らないようにします。
これは、せっかく張った根を切ってしまわないためです。
早々
平成24年8月
米倉町内会ホームページ編集委員会
前略 時計草
今年も米倉新橋のたもとに「時計草」が咲きました、花の形が時計の文字盤に見えるのでトケイソアと呼ばれます。
英名ではパッションフラワーと呼ばれ、パッションは「情熱」ではなく、雄しべの形状を十字架に見立て「キリストの受難」を表しています。
ツル性で丈夫な性質をもち10センチ程の美しい花を咲かせます。
早々
平成24年8月
米倉町内会ホームページ編集委員会
前略 想い
平成23年2月1日、午前2時、山中湖に到着しました。気温は−20度、長時間外に居られない、次第に体が硬直してくる。 それでも富士の絶景をと場所を取る、早や長野・和歌山方面から数名の方々がこられている。 三脚を立て日の出を待つ、朝焼けが始まり赤富士になる、太陽の昇る様は何とも言えない、ぐんぐんと昇って行く、カメラのシャッターを押し続ける。 当日は最高の天気に恵まれ一日中快晴、昼間は富士五湖を巡る、富士はどこから見ても雄大である。 また夕方、山中湖に戻る、運よくダイヤモンド富士を見ることが出来た。 優美な富士を見せて戴いた、いつ見ても富士は心を和ませ豊かな気持ちにさせてくれる。 また4月に「さくら富士」を見せていただこうと話しながら帰路につてた。 しかし、実現はかないませんでした、今思えば最後に長年通ったごほうびに「最高の富士」を見せて戴いたのかと心に留めます。 和気悠紀子 |
今は故人となられた、和気博昭さん(昭和11年生れ)は、各種地域活動に貢献され多くの功績を残された。祇園昇一さん(昭和4年生れ)は、雨の日も風の日も米倉交差点に立ち通学児童の安全を見守られてきました。
お二人は、富士の絶景に浸り、季節に合わせて夜走りで富士の裾野に三脚を立てシャッターを押し、多くの作品を残されました。
その作品を紹介し敬意を表します。
早々
平成24年6月
米倉町内会ホームページ編集委員会
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祇園昇一さん「笠富士」
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和気博昭さん「赤富士」
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和気博昭さん「雪富士」
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和気博昭さん「ダイヤモンド富士」
前略 川掃除
この地は農村地帯で、稲作には水は欠かせない、水の状況によって収獲が左右されることから開拓地の農民にとって水は最も重要なものの一つでした。
最近では、水の流れも変わり水質も改善されてきました。水の浄化に努め不法投棄のない川の流れで夏を涼しく過ごしたいものです。
この用水は生活用水として、また農業用水として水神様を奉り大切に守って来ました、川藻(かわも)の取除きと清掃を毎年この時期に町民総出で行っています。
町民総出で汗を流し、道路脇の雑草も刈取られ、水の流れも勢いを取戻し、鍬や釜を手に話のはずむ一時でした。
早々
平成24年5月
米倉町内会ホームページ編集委員会
前略 初春
瑞雲深所
金龍躍(ずいうん ふかきところ きんりゅう おどる)
「めでたい雲 深い所で金龍がおどる」
早々
平成24年1月
米倉町内会ホームページ編集委員会
辰(龍・辰)にまつわることわざ
登竜門(とうりゅぅもん)
「竜門」は、中国の黄河中流の急流、ここを登った鯉は竜に化するという言い伝えから、困難であるが、そこを突破すれば立身出世できる関門の意。
また、運命を決める大切な試験。
辰巳下がり
言動がおだやかで上品なこと、また、そのさま。
竜は一寸にして昇天の気あり
優れているものは、幼い時から非凡な才能があるということ。
竜が雲を得る如し
竜が雲を得て天に昇るように、英雄豪傑などが機に臨んで盛んに活躍すること。
足元から竜が上がる
身近なところで突然意外なことが起こること、また、急に思いついて物事を始めること。
時至れば蚯蚓(ミミズ)も竜になる
時流に乗って地位を得れば、才能がない者でも権威をふるうようになると言うたとえ。
竜馬のつまずき、龍の駒にもけつまずき
どんな優秀な馬でも時にはつまずくということから、名人や賢人でも、失敗して間違いを犯すというたとえ。
竜の鬚(ヒゲ)を蟻(アリ)が狙う
自分の弱小な力量を顧みずに、強大なものに反抗すること、また、大それた計画や無謀なことをするたとえ。
米倉ふれあいクラブ、絵手紙年賀状、皆さんの力作を紹介します