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拝啓 きつねとたぬき 関連資料 関連資料
明治の初め頃は民家が少なく狐の楽天地であった、水門、はなぐり等に狐が住んでいた、里の出屋敷を下って前堤の松並木の中にひときわ目立った自然木があった、里の人はこれを「源太平の松」と呼んだ、それは男狐の源太平が住んでいたからである、当時「はなぐり」にも「お花」と言う女狐がいて両者は目出度く結婚したそうである、きつねの嫁入り行列の灯かりが前堤の上を長々と続いたのを見たという老人がいた。
これは、田中一夫先生の「里のおもかげ」の一節である、今も笹ケ瀬川大橋の付近では「たぬき」が出没する、また宇野線鉄橋付近では「きつね」が出没する、島村さんの畑の辺りを駆けているのを良く見かけるそうである。
拝啓 敬老の集い
人口統計によると75才以上の方が、芳明学区には402名、米倉には43名おられる。
地区社会福祉協議会主催、各種団体の後援による「芳明学区敬老の集い」が小学校体育館で行われ、119名の方が参加されました。
演芸プログラムも多彩で、初秋の穏やかな日和に恵まれ一日を踊りや歌で楽しいひとときを過ごしました。
1)園歌ビデオとプレゼント 芳明幼稚園PTA親子のみなさん
2)プレゼントと会場飾り付け 芳明小学校PTA親子のみなさん
3)コーラス 芳明小学校PTAコーラス同好会のみなさん
4)筝曲「アイヌの子の踊り」 芳田中学校、黒住亜矢子さん
5)アカペラ 芳田中学校、代表のみなさん
6)ブラスバンド演奏 芳田中学校吹奏楽部のみなさん
7)筝曲「荒城の月」「まりと殿様」 黒住利夫さん他8名のみなさん
8)踊り「古希の坂」 小野あやめさん
9)ハワイアン 江見照子さん他7名のみなさん
10)銭太鼓 芳明学区ボランティア有志のみなさん
11)踊り「みだれ髪」 森本一美さん
12)カラオケ「おさん」 江見英子さん
13)民踊「きよしのズンドコ節」「南部盆唄」 藤井幸子さん他4名のみなさん
14)総踊り「炭坑節」 全員
黒田さんから、敬老会に参加されてのハッピーソングが届きましたので紹介します。

拝啓 黄金色 関連資料(秋の詩)
米倉町内会ホームページも誕生から半年を経過し、おかげさまで来訪者も2万件を超えました、今後も内容の充実を図り、地域の情報発信と共に、地域の方々との交流の場を深めてまいりたいと感じております。
先日までのセミの声は虫の音に変わり、あちこちの庭先でコスモスが咲き始めました。
この秋、嬉しい便りがありました、それは芳明学区体育大会で米倉町内会が総合優勝し久し振りに優勝旗を手にしたことです、地域の連携をこんなところに強く感じます。
29日に岡山市が環境美化運動の一環として取組んでいる地域住民による清掃活動が町民総出で行われました、、当日は早朝より町内の道路や広場の草刈、そして缶ひろいと汗を流し、爽やかな初秋の風の中で話もはずみ、準備したビニール袋も満杯となりました。
それにしても、クリン作戦の度に心に重く感じる事ですが、一部の心無い人の行為で環境が壊されて行くせつなさを感じます。
田は黄金色の輝きを増し、そして12日は天満宮の秋祭りです、黄金の稲田の中を子供みこしが渡ります。
拝啓 露しぐれ 関連資料
白露「はくろ」「しらつゆ」きれいな響きです、24節気の一つ、太陽の黄経が165度になったとき、秋分の15日前で今年は9月8日が暦の上で白露に当ります。
空が澄み、夜は大地が冷える季節、夜が更けて行くと、草の葉は夜露を結び、朝となれば朝日に露をきらめかせ適るさまは、まさに「露しぐれ」です。
秋の深まりと共に、朝露の一滴一滴は故郷の心を洗い、豊かに実った稲穂を映し、この秋の豊作を祈っているようです。
保崎さんの田の稲も、あれから95日、稲穂も出揃い、今朝も露をきらめかせています。
拝啓 みそはぎ 関連資料(季節の花が楽しめます)
仏教では八月十五日を「自恣」(じし)の日と呼び、「自恣」とは自分の罪を悔い改めるという意味があります。
お盆は亡き先祖の霊をまつり、供養のために食物などをお供えし、十三日の夕方「迎え火
」に始まり十六日の「送り火」で終わります。
迎え火は十三日の夕方、家の前で火を焚いて先祖の霊をまねくものですが、こえ松の割り木などを使って迎え火をします。また、お盆を迎えた先祖の霊が再び仏の世界に帰って行くとされる十六日には霊を送るための「送り火」をします。
この行事で有名なものに京都「五山の送り火」があります、八月十六日の夜八時頃、京都市内を取り囲む五つの山々に赤々と送り火が点じられます。五山とは大文字・左大文字・妙法・船形・鳥居形の五つです。
この習慣はお盆には欠かせないものであり、この地方では迎え火と送り火をお墓の前でする家もあります。
お盆には旬の野菜や果物を供え物とし、またご馳走を作ってお供えし、家族で一緒にいただき、先祖をお迎えするための盆棚(精霊棚)を特に祀ったりします。その中で、きゅうりの馬や茄子の牛を作って霊前に飾ったりします。
この習慣は馬は一刻も早く先祖をお迎えしたいという心であり、茄子の牛はお土産をいっぱい持ってゆっくりとお帰りくださいという気持ちを形にしたものです。
それから「水の子」という物をお供します、茄子をさいの目に切り洗米やきゅうりを混ぜ蓮の葉の上に盛ったものです。
茄子は、その種が百八つの煩悩にたとえられています、お参りする時、供えた水に「みそはぎ」の先を少しつけて、その水の子に注いでから礼拝します、それは苦しみ迷いの元である煩悩を静めるためといわれています。
今も、昔ながらの習慣を守り先祖の霊をまつり供養しているお宅を多く見受けます。
笹ケ瀬川に潮の香りがしていたころ、旧暦の15日夜は12時を回ると米倉の波止場で送り火を焚き、引き潮に会わせて波止場から精霊流しの船が蝋燭と線香の灯りを揺らしながら送られ、上流の平田の波止場からも、そして向う岸の波止場からも引潮に乗って流れ行く精霊船の光景は幻想的な雰囲気でした。
また、子供たちもこの日だけは、夕涼み台でトランブ遊びや度胸試しをしながら精霊流の時まで遊ぶことが認められていました。
和気二郎さんの東裏の川田では今年も「みそはぎ」が淡い紫の花を川面に映しています。
拝啓 雨に打たれて 関連資料
古老から水争の話を聞かされたことがある、やっと梅雨に入りました、この地方には雨に敬語を使い「雨が降られる」と言う言葉が残っています、雨はよく季節を教えてくれ大地を豊かにし、農作物を育ててきました、庭の木々も
雨をかぶり緑が深く重なり紫陽花(アジサイ)の七変化(しちへんげ)も雨に打たれるごとに鮮やかになり、花菖蒲(はなしょうぶ)も負けじと開いています。
雨はあらゆるものに湿りを持たせ、うるおいを取り戻し、時せわしく追われる昨今、この雨にでも打たれて気を休めたいものです。
この時期の長雨をいつのころからか「つゆ」と名づけ、梅の実るころの雨から「梅雨」という文字をあてはめています。
歌人の若山牧水は「雨を好むこころは無為を愛するこころ」と言っています。
今年も藤田用水路、新川の岸で浅越さんの先のアジサイが花開き、道行く人々の心を和ませています、保崎さんの畑の花菖蒲も鮮やかな彩りを染めています、間もなく田に水が張り毎田に月が映り、蛙の鳴き声と共に田植えの季節が始まります。
拝啓 開店 関連ページ
和気晃さんが自宅の前にインテリア用品のお店「Flat on」を開店されました、お店の名前「フラット」はFavorite Life Awake the Thingの頭文字から名付けられたそうです。
キャッチフレーズは「暮しを彩るクリエイティブなホームプロダッツを揃えZakka Sellectionをそこにあるエンジョイライフをあなたにお届します。」で、店内には芒草バスケット、バック各種、和陶器、などが抱負に展示されていました。
和気さんは奥さんの康江さんと、お子さん悠(はるか)、惇(あつき)、祐佳(ゆうか)さんの5人家族で、町内では岡山市消防芳田分団班長としてお世話になっています。
ちなみに電話番号は086-243-4664で、メールアドレスはflat-corp@nifty.comです。
拝啓 誕生
上田弘美さんの次女に男の子が誕生しました。結婚10年目のお孫さん誕生でお喜びもしとしおです。長女には既に二人の男の子がおられ3人目のお孫さんです。
今日も、ご主人の趣味で大切に育てた盆栽の手入れを欠かさない毎日です。
里に歌い継がれた子守り歌
1番
ねんねんころころ、こうろころ、ねんねの子守りは、どこえ行った
あの山越えて、里え行った、里のみやげに何もろた、でんで太鼓にしょぅの笛
おきゃがり小坊子に犬張り子、それをもろうて何にする、何にするがの富士の山
富士の山ほど育てあげ、性がよければ嫁にやろ、嫁の道具に何もたそ、
たんす長持はさん箱、これ程仕立ててあげるから、いのう戻ろうおっしゃんな
2番
ねんねんころいち、ねんころろ、ころころ山の兎はなぜに耳が長いぞ
枇杷(ビワ)の葉をくわえてそれで乳を飲んだから、それでお耳が長いぞ
3番
今日は二十九日明日はこの子の宮まいり