岡山市南区米倉は、南部の芳明学区に位置し、戸数260戸、人口660名の小さな街です。
 街と称しても、都市化が進む中で一部には田園風景がその影を留め、自然の豊かさを感じさせます。
 そんな街からお届けします。

ご挨拶
 こちらは岡山市内芳明学区の米倉町内会です。この度岡山市のモデル電子町内会に応募して、このWebサイトを立ち上げました。関係者の皆様のご協力に感謝致します。
 米倉町内には朝の交通情報に紹介される国道2号線と岡山児島線の交差点を始め県道米倉洲崎線が中央部を通り、また東部をJR瀬戸大橋線が通って、小さな面積が通過車両線路で分断されています。
 町内での活動も若い人たちは学校ならびに芳明学区関係で、また年配の人たちは伝統行事とそれぞれ活動範囲を異にし町内会員のコミニュケーションの場を求めていたところです。
 このWebサイトが町内会活動の活性化の一助となり、米倉の新しい発見の場となればと期待しています。

2002年3月26日
米倉町内会長 安井 哲

町内会ホームページ開設にあたって
 情報産業の技術革新は飛躍的に向上し流通革命がもたらされてように、経済社会の急速な変化が、今までにない様々な現象を引起しています。
 岡山県は岡山情報ハイウェイ構想に基づき地域情報網の形成をすすめております。
 戦後のテレビ、電話、携帯電話そしてインターネットと日常生活の中に欠かせない物となってきました。
 時の流れの中で、日常生活は物質的には豊かになりました。しかし、何か大切な物を失ってきたような気がします。
 21世紀は心の時代だと言われています。
 この度「米倉町内会ホームページ」を立ち上げることとなりました。当初メンバーは21名です。
 このメンバーの輪が、近い将来町内全体に広がり「米倉町内ホームページ」が、私たちのコミュニケーションの広場として名実ともに広がって行くことを願って開設致します。
  

2002年3月26日 
ホームページ運営・編集委員長 的場宣明


米倉町内会ホームページ編集指針
  1、文字・アイコンは大きく、操作性に配慮し子供からお年寄りまで親しめるページを目指す。
  2、構成はシンプルで、アニメなどの組み込みはなるべく避ける。
  3、全体に夢とロマンがあり、ユーモアと遊び心を取り入れる。
  4、それぞれのコンテンツに何かポリシーを持たせるように努める。
  5、町内会員相互の参画を志向し、興味のあるページを目指す。
  6、現代指向に合わせ、視覚に訴えるページ構成を図る。
  7、10年後を見定め、秩序を持って各ページの編集部品の組立てを図る。
  8、営利目的や個人を中傷するような内容は排除する。
  9、コンテンツは若い人たちの意見を組み込みながら広げて行く。
 10、町内会員の全員参画を目指して、技術的支援等を進めて行く。

参考にさせていただいた図書・文献
 ふるさと芳田、目で見るあけゆく郷土、芳田八十年誌、芳明創立10周年記念誌、岡山の干拓、岡山平野鳥瞰記、藤田村史、岡山県戦没者忠魂録、

資料提供等ご協力いただいた方々
 岡山市中央公民館、早島町教育委員会、倉敷紡績記念館、中国四国農政局、おかやまファーマーズマーケット・サウスヴレッジ、芳明小学校、芳明学区体育協会、大福印刷、池上浩、新庄幸夫、荒木公、三秋千年、保崎毅、的場宣明、和気二郎、和気茂、

当ホームページの著作権に係る事項
 ホームページは岡山市の運営する「モデル電子町内会公式サイト」です、掲示板等の参加は会員の方に限られていますがメールによるご意見ご感想をお寄せください。
 イ、ホームページの内容の転載ならびに画像等もご自由にお使いください。
 ロ、
但し、「やすらぎの館」の画像の著作権は著作権者に属します、サイト内の画像・文章等の無断転載・複製を禁止します
 ハ、町民のプライバシーに係るような画像は差し控えてください。
 ニ、米倉町内会員の方に限りますが、ページ掲載写真の高解像度版の写真をご要望によりメール添付にて送信します。
 ホ、リンクも自由ですが担当者までご一報ください。




米倉電子町内会ホームページ開設5周年に当たって
 米倉町内会ホームページを立ち上げたのは2002年春でした。間もなく5年が経過します。
 岡山市の取組みが「電子政府、電子自治体情報チャンネル」で紹介されています。
 それだけに全国から注目されており、我々の責任は重大です。
 (1)米倉電子町内会ホームページも「何かコンセプトを感じさせるWabサイト」を目指してサイト構成に当たりました。
  1、地域の古き歴史を語り、先人たちの苦労の中から今を見つめてほしい。
  2、古き地域の行事を語り、失われ行く日本の心の文化を学び子供たちに成長してほしい。
  3、地域の風土、風景、風習、風俗、風格、風味、風情の七つの「風」の中から故郷を見直してほしい。
  時の流れの中で大切なものを置き忘れることなく、誠の地域の時代を願ったページ構成を心がけています。
 (2)ページ表現に当たっては
  1、画像写真の紹介では図鑑・絵葉書にならないよう、記念写真にならないよう、そして報道写真や趣味の写真とならないよう心がける。
  2、一枚の写真にも地域への想いを深く表現してゆく。
  2、特に肖像権、個人情報の取扱に関しては細心の注意をはらってきました。
  3、会食、宴会・酒宴等の画像掲載は避ける。
  4、政治・宗教に関する表現は避け、写真・氏名等も掲載しない。
  5、町内会会員個人の照会、町内会関連組織以外の行事等の掲載は控える。
 (3)編集に当たっては
  1、文字、アイコンは大きく、子供からお年寄りまで親しめるページを目指ざす。
  2、操作性に配慮し、完結でわかりやすい表現に心がけ「表紙はスクロールさせない」を原則にページ構成しています。
  3、構成はシンプルを基本とし、動画などは避け全体に夢とロマンを持たせ、ユーモアと遊び心を取入れる。
  4、それぞれのコンテンツに何かポリシーを持たせるよう努める。
  5、将来10年後、20年後を見定め各ページ構成に当たっています。
 (4)管理運営する岡山市もサイト管理に当たっては多大の費用を投入していると思い細心の配慮をしています。
  1、サーバーへの負担はなるべく軽くするよう努めています。
  2、画像サイズはもとより、画像枚数も1テーマ4枚を基準とし、壁紙、ロゴの使用は最小限に止めています。
  3、更新に伴い不要となった画像等は削除しサーバーにゴミを溜めない、税金の無駄遣いのないよう配慮しています。
  4、今を携わるサイト管理者としてサーバー許容量を将来に見越した管理が大切と心がけています。

  しかし、新しい事への取り組みには、多くの課題を抱えていることも事実です。
  米倉町内会は、戸数310戸、人口782人、
電子町内会会員数46名電子町内会加入率は14.8%です。
  主題である「会員ページ」が盛り上がらず、電子町内会としての機能が果たされていません。
  肝心なホームページ開設効果も町民の意識、行動、活動に残念ながら大きな変化は伺えません。
  これから、町内会活動に明るいエピソードが生れることを期待して構成に当たります。
  来客数に拘ることなく、訪れたお客様へ最大限のおもてなしと何か心に残るページを目指し、地域の活性化に貢献して行きたいと願っています。
                       
  
町内皆さんのご支援に感謝すると共に今後もご指示ご指導をよろしくお願いします。
  
推奨のページは
 
 1、わが町の歴史
    愛する郷土を何かの形にして将来に残し、引継ごうとの思いから立ち上げたページです。
  2、故郷の風景
    風土、風景、風習、風俗、風格、風味、風情と七つの「風」を求めて今を紹介しています。
  3、インターネット米倉博物館
    古くから受け継がれてきた、貴重な農村生活の資料を画像で保存しています。
  4、菜園歳時記
    当町内、和気さんの有機栽培無農薬野菜作りを「四季の菜園」を通して紹介しています。

  
5、米倉散策
     
当町内ウォーキング用に各所の語らいを交えて紹介しています。
  6、会員ページ・トピックス
     町内会で執り行われる行事等をエピソードと画像を交え紹介しています。

                                       
平成19年3月
                             米倉電子町内会ホームページ編集委員会




米倉電子町内会ホームページ開設6周年に当たって
 岡山市モデル電子町内会に参加して「米倉電子町内会のホームページ」を立ち上げたのは平成14年3月26日でした。
 あれから6年が経過しました。当初は7町内会が参加し情報インフラも一般的にはダイアルアップ回線の時代でした。
 当初の発想であった電子町内会の構想は、高齢化の進む当地域に定着するには今少し時間を要すると判断し3ヶ月で挫折しました。
 当面は「米倉町内会のホームページ」として、古き良きものを伝え、今を語り「後世への記録」として構築してまいりました。
 情報インフラも進み、時の流れとして「電子町内会」の時代もそう遠くないと確信します。
 当初、全国の町内会・自治会で先行されているページの中から参考となるサイトを「リンク集」として掲載しました。
 しかしながら現在ではその三分の一が消えています、町内会サイトの継続性の難しさを痛感します。
 「継続は力なり」課題も多い中で多くの方々に親しまれ愛されるページを目指して成長して行きたいものです。
 町内皆さんのご支援に感謝すると共に今後もご指示ご指導をよろしくお願いします。
                                              平成20年3月
                                              米倉電子町内会ホームページ編集委員会



米倉電子町内会ホームページ開設7周年に当たって
 岡山市モデル電子町内会に参加して「米倉電子町内会のホームページ」を立ち上げたのは平成14年3月26日でした。
 あれから7年の歳月が流れました。
 中で、反響の大きなサイトは「みんなの広場」の中の「菜園歳時記」と「米倉散策」で菜園歳時記は高齢者が無農薬ミニ菜園に取組む中で時期時期の作業に参考になると喜ばれています。
 また、米倉散策は新しく地域に住まいされた方々への愛着を齎しています。
 地域の風土・風景・風習・風俗・風格・風味・風情という7つの風を求めて掲載を続けた「故郷の風景」を第6巻を持って休刊としました。
 郷土の思いを「風」の中から見つめ、美しい自然環境を守り伝えて欲しいとの思いから編集に当たってきました。
 過ぎし日、新しい風の中から続刊が誕生することを期待しています。
 時代の流れと共に地域の情報化も進み町内会・自治会のホームページも多く見かけます。
 地域においては対面のコミュニケーションが大事であることは今も昔も変わりませんがネットを通したコミュニケーションも、それはそれで新しい人付き合いの形として大きな可能性が広がって行くのではないでしょうか。
 米倉町内会ホームページもyahoo検索に於いて最上位に位置しgoogle検索でも最上位に位置するサイトにまで成長しました。
 それに伴い、遠距離からの訪問者もいらっしゃいます、故に「電町パーク」に晴れの国の四季・岡山後楽園の四季等を掲載し岡山の紹介をしています。
 また、昨年度は「後世への記録」を開設し時々の記録を留めるべく総務編・業務編・行事編・戦後編・風景編・世相編・年間行事編の掲載を始めました。
 そして、戦後編に戦没者英霊と忠魂録を掲載し争いの歴史と国命に従い国難に殉じ尊い身命を捧げた方々への真理を捧げています。
 これからも課題は多い中ですが多くの方々に親しまれ愛されるページを目指して成長して行きたいものです。
 町内皆さんのご支援に感謝すると共に今後ともご指示ご指導をよろしくお願いします。
                                             平成21年新春
                                             米倉電子町内会ホームページ編集委員会



米倉電子町内会ホームページ開設8周年に当たって
 岡山市モデル電子町内会に参加して「米倉電子町内会のホームページ」を立ち上げて早や8年の歳月が流れました。
 当初は試行錯誤しながら大変なことを始めたと悩んだものです。
 中で8年の歳月が流れ印象に残った出来事があります。
 1、アメリカ・カルフォニアに留学するMさんからは、このようなメールもありました。
 
「久々に米倉町内会サイトを拝見させてもらいました。毎日が忙しく頻繁に見る時間が無いのですが、サイトの発展ぶりに感動しました。
 渡米して、もうすぐ1年になる身分なので、サイトを通してこのように地元の情報を得ることができ大変感激しています。
 情報化社会ですね。その情報化社会にキープ・アップしている米倉を誇りに思います。」
 2、米倉繁栄の源とも言える今井家の子孫で、東京に住まいする今井豊さんから下記のメールが届いた。
 はじめまして、私は今井豊と申します。13代か14代目本家の今井です。
 米倉は私の本籍地でもあり、また墓も写真の場所にありますので何年かに一度ぐらいは行くこともあります。
 現在父も私も東京に在住しておりますのでなかなか米倉には行く機会も無いのですが、今井家の稲荷があるとはぜんぜん知りませんでしたので、大変勉強になりました。
 私の従兄弟が、先祖の名を取り大阪の平野区で今田屋という焼肉店を営んでおります。
 どうせたいした先祖ではないだろうと思っておりますが、当家の仏壇の中に一番古いものは西暦700年代後半の和気清麻呂の名が入ったものもあります。
 今井家の稲荷と言うのは行ったことが無いので一度は言ってみたいと思いますが、できれば場所などをお教えください。
 いまひとつ思われることは
 ページ構成の中で「トピックス」を会員ページに掲載したことにより行事画像等を自由に掲載できることは正解であったと思われます。
 残念なことは、評議員会等の記録を会員ページに掲載し記録に留めることが機密漏洩の面から躊躇していることです。
 本来なら、このような情報を会員に告知する手段としては最適の媒体ですが、会員ページと言えども現情報環境にあっては安全とは言い難い面を感じます。
 今後もページ運営・更新に当たっては、「無理をしない」を原則としてまいります。
 次世代の方々が新しい構想の基にこのページが発展継続されることを願ってやみません。
 町内皆さんのご支援に感謝すると共に今後ともご指示ご指導をよろしくお願いします。
 推奨のページは
  1、後世への記録
    今を見つめる中で、今を残し過去を語り将来への夢と希望を抱くものです。
                                               平成22年新春
                                              米倉電子町内会ホームページ編集委員会



米倉電子町内会ホームページ開設10周年に当たって
 東京テレビ番組のリサーチ制作を行っている(株)フリードの担当者から次のような感想を頂いた。
 お気に入りのページ・・・・・・・「後世への記録、戦後編、第一巻」
 ご意見・ご感想・・・・・・・・・・・「混沌・混乱期の只中にあった戦後の資料を収集するだけでなく主観的な見解を一切省いて簡潔に提示されている姿勢が心から素晴らしいと思いました。
 また、同地点から撮影された過去・現在の写真の比較は過去を想像する大きな手助けとなると思います。
 時勢でしょうが子供たちはYoutubeやTwitterなどのようなサイトを閲覧することが多い印象です。このようなサイトより能動的に子供の間で伝播し子供たちの想像力、判断力、思いやりの気持ちをはぐくむきっかけとしても受け継がれて行くことを勝手ながら願います。」
 また、明るい記録として「後世への記録」に残した小学館発行、サライ「戦前戦後の上方落語界を背負って」の二代目、桂春団治「あんま炬燵・・・酒を?んで・ぽっかぽか」の記事に米倉町内会ホームページ米倉「博物館」の写真が掲載された。
 検索機能が進む中で文学業界から当町内会のページ資料が引用された事は明るい記録です、「サライ」は、新分野を聞き開拓した雑誌として有名で今でもトップリーダー格です。
 また、検索機能が進む中「町内会ホームページ」で検索すると
    に於いて上位に掲示されるまでになりました。
 「米倉電子町内会ホームページ」も10周年を迎え、当初モデル電子町内会として七町内会でスタートし、編集指針に則り試行錯誤の中にあって今日を迎えたことは喜ばしいことです。
 ただ、当初は電子町内会を目指しましてが高齢者が多くホームページに終わっていることは残念です。
 思うに、電子町内会ホームページは町内会活動と連携するものであると察します。
 開設5周年以降毎年反省を込めて当サイトを掲載して来ましたが「開設5周年に当たって」に題した「サイト構成」「ページ表現」「編集に当たって」「サイト管理配慮」に関しては常に守り意識してきたことは誇りと思い今後も尊重して行ってほしいと願います。
 筆者も実務責任者を担当して10年、75歳の後期高齢者となり若い方にその任を譲り益々の充実発展を期待します。
 このページが10年後・50年後、そして100年後まで残り多くの方々に読まれ、そして心の支えとなることを祈ります。
 町内皆さんのご支援に感謝し、後継体制においても変わらぬご指示ご指導をよろしくお願いします。

                                              平成24年4月
                                              米倉電子町内会ホームページ編集委員会