行 事 名 | 日 時 | 摘 要 |
修正会 | 1月1日〜3日 | み仏の徳を讃え福徳を祈る行事です。 |
どんど | 1月15日午前10時 | 御飾り、書き初め、古い御檄、お守り等をおはやしします。 |
祝年厄除祈祷 | 節分前の日曜日午前10時 | 厄除のご祈祷を行います。 |
観音大祭 | 3月18日午前10時 | 護摩供養により諸願成就を御祈祷します。 |
春季彼岸会 | 3月18日午後1時 | ご先祖様の追善供養を致します。 |
花まつり | 4月8日午前10時 | お釈迦様のお誕生日をお祝いします。 |
毘沙門会 | 5月3日午前10時 | 明王寺、ご本尊をお祀りします。 |
施餓鬼会(水まつり) | 8月20日午前10時 | ご先祖様をはじめ有縁、無縁の精霊の御供養を致します。 |
精霊送り | 8月30日午後7時 | お盆にお供えしたご先祖様を浄土へお帰し申しあげます。 |
摩利支天祭 | 10月21日午前10時 | 奉納相撲を挙行致します。 |
秋季彼岸会 | 彼岸中日、午後5時30分〜 | 御先祖様の追善供養を致します。 |
写経会 | 毎月14日午前9時 | 独枯井戸の水で墨を磨り、如法式に則り般若心経を写します。 |
観音縁日 | 正、5、9月18日午前6時 | 護摩供、食事作法の行を皆様に参加戴き、執行います。 |
清掃奉仕 | 毎月第1日曜日午前8時〜10時(12月、1月、2月は午前9時〜11時 | |
般若心経読誦会 | 偶数月第1土曜日午後6時 | 般若心経を繰り返し唱和致します。 |
つつまれて、こころ、やすらか。
観音様は全身に母の愛をたたえて、
私達にやすらぎと、
心の平安を与えて下さいます。
本 堂 本 尊 毘沙門天王(伝教大師作)
吉祥天女 人々の心の中の信仰の火が、小さく弱く
善膩師童子 なる混迷のとき、当寺本尊毘沙門天様は
御意向をあらわします。その御霊験はあらたかと
云われております 。
観音堂 倶利伽羅不動(弘法大師作)
聖観世音菩薩(県指定文化財)(慈覚大師作)
地蔵菩薩(弘法大師作)
三十三身化身説法と言いまして、様々なお姿に身を現し
て衆生を お救い下さいますのが観世音菩薩です。その
中で明王寺の観音様は慈しみ深い母をあらわして
家庭円満・子孫繁栄に御霊験はあらたかです。
地蔵堂 延命地蔵菩薩
お地蔵様のもとに集まった精霊の供養、子授け、健康長
寿を祈願してお祀りしております。
猿光稲荷大明王(猿塚)
此の界隈に棲息していた大猿の塚です。痔など下の病
に霊験あらたかと云われて病気平癒の祈願者が”お猿さ
ん”と親しんで参詣されています。
摩利支天
昔は武士が枕本尊として信仰をした勝利の女神で、合格
祈願に霊験あらたかです。秋には学業成就・心願成就を
祈願して、奉納相撲を挙行しています。
十三仏 静かに阿弥陀様を念じご先祖様とお話しする中で、本来の”わたし”
を発見して頂けたらと思います。当寺唯一の来世利益のミニ霊場と
なっております。
十 三 仏 | 十 三 仏 |
明王寺案内図
図面に残る明王寺の歴史
明 王 寺 全 景 | 在りし頃の仁 王 門 |
明王寺 西の寺 明治7年 角山小学校へ移築されたという | 在りし日の 十 如 院 |
備前竹原村 図 道路、池川、山地、当村 | 1分=1間 の縮尺を以って測量(蘭術測量) |
明王寺「幸運の虹」縁起 |
奈良時代、天平勝宝の頃(749〜756)、報恩大師の開基により備前の国に49ヶ寺が先手観音を本尊として創建された。その一つが馬路山明王寺である。その後、兵火による炎上など波乱万丈、荒廃を繰り返しました。自伝によりますと、年代は不明だが、このあたりの山中に、毎夜光明を放つものがあった。観音の化身として現れた毘沙門天だった。土地の忠綱という人が庵を組んで祀り、金光寺と名づけた。その後、鞍馬山の峰延という僧が来住、毘沙門天をご本尊として伽藍を再興した。馬路山は鞍馬山にちなんで名づけられたものである。毘沙門天として光を放ったものの正体はおそらく、大きな流れ星か、明王寺の山に大きく架かる虹だったのだろう。「幸運の虹」は毘沙門天のご利益があり、あなたに幸運を齎すでしょう。この事は落成法要の際の住職挨拶で、明王寺、寺伝としてお話されたものです。 (新生明王寺報第5号) |