わいわい亭の11月講座が開催される
           
「テーマ : 現代の先祖供養とお墓事情について学ぶ」

 
11月30日(日)津倉町集会所で、妙應寺住職:太田智啓氏を招いて現代供養の風潮と供養の基本的事項に
 ついて講演会が開催されました。

皆様もご存知のとおり核家族化と少子化の進む中で、従来のような形式で子供が親や先祖の供養を続
けることが難しくなってきています。

こうした現代供養の流れについて「私達はどのように考えて行けば良いのかetc」を学習しました。

弔いを考える際、亡くなった人は「自分が死亡したことを理解していない。だから、四十九日まで近く
で供養して、魂に悟らせる」ことが必要だ。高齢者などで周りに知り合いが居なくなり、社会的影響
が少ない場合は潮流の家族葬も良いのではないか。

また、お墓事情についも社会的事情による(1人息子が東京で所帯をもったけれど、親は岡山で生活
する。先祖のお墓は岡山にある。親が亡くなった後は墓の管理が出来ないなど・・・)新しい考え方
や先祖墓を整理したり、お寺に納骨堂永代供養をお願するなど流れは加速するだろう。


こうした新しい供養形式を学習した後、参加者から供養に関する質疑がありましたが、太田住職から
丁寧な回答をいただき質問者はスッキリした心境のようでした。


講演会の開会挨拶

妙應寺住職:太田智啓氏
   
会場で熱心に聴講する参加者
 会場には、幅広い層の人が20数名集まる。お墓の管理は「他人事ではない」と熱心に質問する人や
 新しい供養の考え方にうなずく人も多くありました。
   

講演会資料

講演会のまとめと閉会挨拶