わいわい亭の年内最後の講演会が開催される!

 
12月15日(日)津倉町集会所で、元オリエント美術館館長を招いて「講演会」が開催されました。
 この講演会は、町内有志による講座会(わいわい亭)が月1回の例会で開催したものですが、今回の演題は
 「あたたかい心のつながり・・・板東捕虜収容所の話」という戦争にまつわる話でしたので、町内に関心ある人
 も多いとの思いから会員以外にもお声かけPRした中で行われました。

 会場は中高年者中心の視聴でしたが講演終了後、
「時代背景からは想像できない、人権を大事にした板東
 収容所長の勇気ある行動を初めて知った・・・」
と驚きと感動に包まれたひと時でした。
 ちょうどNHK大河ドラマと重なる話であり、12月の「第九」を歌う季節に繋がる大変興味深いテーマであった
 ことも会場の皆様を楽しませていただける講演会となりました。
 

 講師には、県の教育改革者(校長など歴任)として永年活躍され、その後オリエント美術館館長など務められ
 、現在も郷土歴史家として講演など幅広く活動されている
植田心壮氏をお招きしました。講演は、先生の数
 多い資料の中から貴重な写真を基に
四国地方のお接待心、会津出身者の心魂、ドイツ兵捕虜の心変化・・・・・・
 など現代の我々も学ばなければならない良いお話だったと感じました。

 
植田講師の講演
   
観衆も植田心壮先生の話術と興味ある話に引き込まれる
 
板東捕虜収容所 と 初めて日本で演奏されたドイツ兵による「第九」
 講演後に「わいわい亭(壮年者講座会)」の年間総括と
 スケジュール確認が行なわれました。
 来年の講座計画と会員拡大をテーマにした話し合いが
 行なわれた後、平成25年を締めくくる忘年会も開催さ
 れました。
 
 
来年も有意義な講演会をやりたいと思いますので、
 皆様も是非ご参加ください。