国宝閑谷学校の紅葉した楷の木  
閑谷学校では、「学問の木」とも呼ばれ、赤と黄色に紅葉する2本の楷は太さ2m、高さ13mに達している。
 
閑谷学校は、1670年に旧岡山藩の池田光政が庶民教育を目的に開いた学校です。
国宝の講堂は、備前焼瓦屋根や総欅造りで圧巻。他にも孔子聖廟、閑谷神社などの
ほとんどの建造物が国の重要文化財に指定されています。
        江戸時代まで「楷の木」は日本に存在しませんでしたが、1915年(大正4年)中国の孔子廟から楷の木の種を
          持ち帰り、それを全国の孔子や儒学に関係する学校などに植えたという。
          中でも閑谷学校の2本の楷は成長が著しく、今日のように毎年紅葉を楽しませてくれる。

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