私のお気に入り
                       世界遺産スペイン④ (トレド編)

 
中世までスペインの政治・文化の中心であった城塞都市トレド。しかし、コロンブスの新大陸発見により、交易が
 盛んになると、内陸部で交通が不便なトレドは地方都市へと没落していったという。
 
トレドは難攻不落の城塞都市として知られ、周りをタホ川で囲まれた標高500m高台にあったことから想像できる。
 今では旧市街の町並み保存のため建物改造も禁止されており、中世ヨーロッパを語る代表的な観光地でしょう。

 敵の侵入に備えて、ローマ時代から
橋は二つ、町へ入る道も2本しかなかった。また、外来者を惑わすために、町
 の道は狭く、複雑な曲がりをもっていたという。また、くもの巣のような地下道も張り巡らされていて完璧な備えだ
 ったようだ。
 トレド旧市街の代表的な建物は、
トレド大聖堂アルカサルであるが、興味深くこの町をしてくれるのはギリシャ出身
 の
画家「エル・グレコ」がここで数々の名作を生み出し、修道院、病院などでも手軽に鑑賞できる楽しさがある。

この絶景は、現存する中世の町並みでも有名。新大陸からの金銀財宝に沸いたスペインの黄金時代に思いを馳せる。

タホ川に囲まれた天然の要塞でもある

夕方のトレド旧市街は、一味違う趣きがある

トレドに行くには、マドリッド(アトーチャ駅)で下車

日本版の新幹線・・・特急AVANTで移動

ビサグラ門・・・現存するトレド最古の門

アルカンタラ橋・・・ここにはローマ帝国時代に石造りアーチがあった

トレドのシンボル「大聖堂」・・・建設に270年かけた壮麗な聖堂

獅子の扉・・・前の円柱に獅子像がある

高さ40mの内部には彫刻とステンドグラスが眩い

聖歌台の彫刻

エル・グレコの傑作「聖衣剥奪」は、超有名

これもグレコ作?

細微な装飾が特徴の「トランスパレンテ」・・・この裏に聖櫃がある

1000枚近くあるステンドグラスは、15世紀に作られた

ソコドベル広場・・・迷路の街の中心地

通りは狭く曲がりくねる。坂道も多い

土産店が並ぶ

昼食にパエリエ(左)と魚のフライ

この街には、昔ながらの武具店が存在する

民家の壁に描かれた「だまし画の窓」
                       世界遺産スペイン③ (セゴビア編)

 
セゴビアの旧市街は、標高1002mの岩山に位置する。天然の要塞として支配者が君臨し、ローマ時代の建造物が
 数多く残るわくわくする街だ。1520年、セゴビアで
大聖堂を拠点とする市民派アルカサル(王宮)を拠点とする
 
国王派の凄惨な戦いがあったという。9ヶ月の攻防の結果、市民派が惨敗。この後カルロス1世によって、現在の
 旧市街が誕生することになる。

 古代ローマ人の高度な土木技術によって造られた
「水道橋(西暦100年ごろ建造)」には驚く。18kmの距離を勾配
 1%を保ちながら標高1002mの街まで水路を引いたという。水道橋は花崗岩の切石の側面に小さな穴を開け、それ
 にロープをかけ木の仮枠とロープ式滑車を使って積み上げたらしい。
石の重みで固定され、接合剤は何も使われて
 いない。
残存する世界遺産の水道橋は813mあり、地震にも耐えてよくも保存されているものだ。

 また、一際高い断崖から市街を見下ろす
アルカサル(王宮)はおとぎの城。ディズニー白雪姫の城モデルとなった
 という王宮は、若くして国王になった女王イサベルを称える資料と遺産が数多く残されている。

白雪姫のモデルとなったアルカサル(王宮)
アルカサルとは、アラビア語で宮殿の意から

三角帽の塔は、ローマ時代の要塞の特徴か

アルカサルには、二つの中庭がある

王座の間は、豪華絢爛の極み

イサベル女王の戴冠式の様子画

「諸王の間」
宮廷の主だった行事が、ここで行われていたそうです
 
高台のアルカサルから見える風景・・・とても長閑な景色。他国では味わえない趣きがある
当地は、移牧のルートのあたり、かつては羊毛や毛織物の取引が盛んだったという。

市内で出会った小学生が手を振ってくれた

1階は店舗、2階以上が住居のようだ

高さは28mの所もある・・・現存する完璧な水道橋

起源は、1900年前の橋というから驚き

構造は、シンプルだが完璧で1906年まで水を供給していた

周りの近代建築と調和するモニュメント的世界遺産
現在は灌漑などの用途に使われているそうです

急に雨が降りだした市街地

香辛料の店舗らしいが、いろいろあるぞ!

市民派の拠点となった大聖堂は街のシンボル

天井は高く、荘厳な雰囲気は十分

1525年~1768年の月日をかけて建築されました。


鐘楼から見た市街地

英雄コロンブスの棺を担ぐ4人の聖人

聖アントニオ礼拝堂、煌びやかな造り

路地の水飲み場で猫を見かけた

土産物店は、コンニチハ・アリガトウを繰り返す
                         世界遺産スペイン② (グラナダ編)

 
スペイン・ネバダ山脈の麓に広がる街グラナダは、イベリア半島に約800年間続いたイスラム支配終焉の地。この
街に
「赤い城」という名のイスラム建築の最高峰アルハンブラ宮殿がある。イスラム教の建物では、偶像崇拝が禁じ
られているため、人物や鳥獣が建物装飾に用いられることはないようだ。そのかわり、アラビア文字や木、花、果実
などモチーフにした彫刻が多い。その細密な装飾が、この宮殿を華やかに見せている。

 この地にやって来た北アフリカの砂漠の民は、安住の地に”水”を求めたようだ。だから、宮殿のいたるところに
水路や噴水の音が聞こえる。
 グラナダ王国は260年間の栄華を極めた後、スペインの女王イサベル率いるキリスト教徒軍によって陥落する。
イスラムの一族は追放されるが無血開城により、建築物は見事に保存されていることに驚いた。

グラナダの街・・・アンダルシアの強い日差し

多彩な色使いとデザインのビルが続く

赤い城・・・アルハンブラ宮殿(外からは要塞に見える)

対丘のアルバイシン地区から宮殿を遠く望む

世界遺産アルハンブラ宮殿の入り口

中庭も当時のままらしい

淡紅色の花(天人花が美しい中庭

砂漠の民は水の庭がお気に入り

ライオン宮・・・王の居住殿
中庭に十字の水路が走り、中央の12頭のライオン像から
水が流れ、宮殿に涼しい水音を響かせた。
中庭を囲む124本の白大理石の列柱も見事

中庭の中央で水盤を支える白大理石の12頭のライオン像。
かつては、時を知らせる水時計の役割も担っていたらしい。.
 
見事な彫刻で飾られた柱、壁、天井
 
蜂の巣のように細密な鍾乳石飾りが施されている。

キリスト教徒軍の攻撃を防いだ要塞

対丘のアルバイシン地区(グラナダ最古の街)・・・
急勾配の細い道が敵の攻撃を防ぐイスラム都市造りの
名残という。この街の一般家屋は「カルメン」とよばれ、

スペイン女性の名前カルメンに由来するいう。

サングリア・・・スペイン名物のワインカクテル
(ワインに柑橘類を入れる)

サクラモンテ風オムレツ・・・具だくさんで、味は濃い
                        世界遺産スペイン① (バルセローナ編)

 バルセローナ
はスペイン第二の都市であると同時に、中世に独立国であった歴史とカタルーナ人としての強い民族意識が
 重なって独自の発展を遂げた街。 19世紀バルセローナは経済成長に伴う人口急増によって街が拡張する。その都市建設
 の時代に
ガウディという偉大な建築家が誕生し、街はスペインを代表する商業都市に変貌していく。

 石畳の狭い道路に
中世の面影が残るゴシック建築の旧市街。区画整理された街並みにガウディに代表されるモデルニスモ
 の建築物が目立つ新市街地
。バルセローナには二つの顔がある。また、夜になると建築物がライトアップされ、昼間と違う
 雰囲気の中で夜半まで賑わうこの商業都市の散策はお勧めである。
 太陽と情熱の国、フラメンコと闘牛の国・・・とはスペインを語る時によく使われるフレーズだが建築や芸術を見る限りにはイスラム世界が漂う    

バルセローナの新市街

神の彫刻といわれる「サグラダ・ファミリア」
1882年着工で現在も工事中・・・完成はいつ?
 ヨーロッパの中でも代表的建築物のサグラダ・ファミリアは、神の彫刻と言われます。その独特な雰囲気の聖堂の設計、建築に取り組んだガウディ。
 サグラダ・ファミリアは当初、教会ではなく寺院だったため、国からの資金援助はなく工事の進行はままならなかった。 今では世界的芸術作品の
 完成を心待ちにする民間人の資金提供が進み、今後20~30年で完成するのではないか?といわれる。

塔の上から見下ろす
    
              塔の中は豪華、窓のステンドグラスもきれい
                   (地下にガウディが眠る)

塔の展望台から見るバルセローナの市街

内部は実際に工事現場で、外観のイメージと異なる
世界唯一の「入場料」が必要な工事現場

ガウデイ代表作・・・カサ・ミラ
波のようにうねる外壁は粗肌石、バルコニーの手摺が印象的。

ライトアップされたカサ・ミラは、素人目にも幻想的で美しい

元の設計は4戸のアパート設計だったが、馬車の時代に駐車場を
設けたり、ホテルに改装出来るよう・・・ガウディの先見性が見える

スペインの代表料理「パエリア」は、見栄えも豪華

バルセローナのスーパーでブドウを買う

グエル公園・・・ガウディ作
トカゲが鎮座する大階段は、おとぎの世界への入り口

観光客で賑わうグエル公園のベンチ
「ギリシャ劇場」と名づけられたテラスは、多彩色の破壊タイルで
装飾された波打つベンチで縁取りされている。・・・遊び心がみえる

公園の土台も芸術的・・・
支柱はヤシの木を模した独創的作品
 
高台のグエル公園から下の住宅街を見る

(元々は、高台の分譲住宅地として開発したもの)

バルセローナの新市街

バルセローナ市街地

狭い道路の旧市街に商店が並ぶ

石畳の狭い道路に中世の面影が残る旧市街
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