かよちゃんの宝 折り紙

 
 
5年前の子供の日(5月5日)にプラネタリューム館に行った際、広場で「折り紙教室」を開催していた。その時、3枚組合せ
 
で作る「コマ」が気に入り、本格的にやってみようと思ったのが「折り紙」の始まりでした。
 以前にも色とりどりの
たばこ空箱で傘や鼓を友人と作ったことはあったが、現在のように一日中折り紙作品にのめり込む
 ようになったのには、少し理由があるようだ・・・・
 それは、孫たちも巣立ち、家族の長男夫婦も昼間は仕事で、日中は家で一人になることが多い。 では、ボケ防止に何か
 自分の楽しみを持ちたいと思うようになったという。また行きつけの奉還町の和菓子屋さんへ「店でお茶をいただくお礼」
 にと折り紙を贈ったことを大変喜ばれた。 さらにお店のショーケースに作品を展示、お客の中には折り紙作品が欲しいと
 いう人も現れて一躍脚光を浴びるようになったからだ。
 
 
今では「折り紙」は私の生き甲斐のひとつです。これからも、皆さんに喜んでいただけるように新作に挑戦し、面白い作品を
 どんどん作っていきたい。興味のある方には、指導しますよ!・・・・・・と田辺加代子さんは、笑顔で元気に話す。


                           
              
田辺加代子 さん (87歳 津倉町 1班5組)
 
(田辺さんにインタビュー)
 折り紙は、ボケ防止と自分の楽しみで少しでも長くやりたい。新しい作品といっても、本からはなかなか理解できない。
 そんな時は、嫁が自らも一緒に「新作折り紙」に挑戦してくれるので心強い。

 目標・・・無理せず、皆さんを飽きさせないように「面白い作品」や「人目を惹く作品」に挑戦し、楽しんでもらいたい。

 
(長寿のコツを伺った)
    くよくよ気にしない、よく寝る、よく食べる、
好きなことは我慢しない・・・・・と答えが返ってきた
    ※ちなみに買い物もお好きなようで、年金はすべて自分の好きな物に消えるとか?

折り紙の作品紹介・・・・・・田辺さんのお部屋は作品でいっぱい!


お気に入り作品・・・組合せ(3枚)コマ

動物、植物など作品は多彩だ

(平成22年5月22日の山陽新聞朝刊に載った記事)

 田辺さんがお菓子屋に贈った折り紙の記事と作品


 
お菓子店のショーケースには、田辺作品がいっぱいだ
 お客さんの反応が良く、見た人から感謝されることも・・・


たくさんの作品に囲まれた自室で折り紙に励む田辺さん

複雑な作品は、手順をメモしておく・・・用意周到だ

 (もう一つの田辺さんの元気印)

 毎朝3時ころに起床、そして床をでるまでに歌(民謡、歌謡曲、
 童謡)を100曲唄う・・・・これをやらないと体調が悪いという。
 唄う曲の内容は、その日次第で天童よしみや都はるみなど
 レパートリーは豊富のようだ。

      以前は、たばこ空箱でカラフルな傘を作った