神吉 緑さんの個展 (布花と人形&生徒作品展)

 5月25日〜26日まで、神吉 緑さんの個展「布花と人形展」が津倉町集会所で行われました。
 また、津倉町文化教室の生徒さん達の作品も同時に展示され多くの来場者で賑わいました。
 
 ご覧になった方々から「何んというシックな色合の花でしょう!」 とか 「人形の表情と色彩が
 かわいい!」・・・・・などと会場を訪れた人から驚きの声が聞かれました。

 
神吉さんは可愛い娘さんに「人形を持たせてやりたい」との思いから、「何とも言えない表情と
 
素朴さ」に魅かれて当時有名だった米山京子先生の布製人形つくりを始めたという。
 そのうち、人形に合う花を持たせてやりたいと試行錯誤するうちに
「渋い色合でアンティーク調
 
の布花」を見つけた。それが、今回展示された山上るい先生の布花だった。

数年かけて仕上げたという神吉先生お気に入りの作品
(なんと花びらは3万枚とか・・・気が遠くなる)

人形の中で一番の人気作品
 
会場では、神吉先生の解説あり
シックな色合の作品がずらりと並ぶ・・・

 神吉 緑 さん

  在 住    2班 14組 
 趣味の経歴  戸塚刺しゅう 人形 布花
 座右の銘   努力
 活動方針   布花を通して手作りの楽しさを
        お伝えできればと思っています

  

  

独特の色調と表情は、可愛いの一言・・・
   
今では材料の調達が出来ず、作品は作っていない・・・と    
5月25日〜26日、集会所で個展が開催されました。(文化部、民生委員・高橋直美さんの企画) 
 
 
神吉 緑さんに心境を伺いました・・・・・

  
布花作りをしていて、最近思う事)

 ・色鮮やかな出来上がった花をお店やあちこちで
  見かけることがあります。
  
 ・私の花は、シックな色を基調としているのです
  が少しは明るい色の方が良いのかしら?と迷う
  時もありますが、手作りの良さを保ちつつ日々
  お花作りをしています!

この作品も仕上げに数年を要した(花びらは何万枚?)


 「布花の出来る過程」をお聞きしました・・・

  ・布花用の白布をカットする。染料をお湯に溶かして
  調合する。ハケで染めた後、自然乾燥させ、コテを
  かけ組上げて仕上げる。
  ・布はシルクを使用すると一層エレガントさを醸し
  出す。

   
(作品作りの苦労は?)
  ・渋く淡い色だしが難しい。(色が命である)
  ・花の中では、バラづくりに苦労する。
  ・和花は、造花風に見えて難しい  

バラの色調に神吉先生の真骨頂が見える・・・@


A

B

変り種作品・・・

津倉文化教室(布花)の生徒さん達の作品・・・皆さん上手く出来ている