のぶちゃんの好き好き(アルコール編) |
私の好んだカクテルのいろいろ
私の好きなものの 一つに「お酒」がある。
適度なアルコールは百薬の長とか・・・楽しくなるのは事実。
これから お酒に関する思い出を 思いつくままに、綴ってみようと思う。
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(第9回)
世界三大美女とか傾国の美女といわれた、楊貴妃をイメージしたカクテル・楊貴妃を
最近飲む機会がありました。
ショートカクテルで、楊貴妃の好んだ淡いブルーの色・・・彼女の大好物とされている
果物「ライチ」の香りのする品の良い味でした。
案外さっぱりしていて、彼女のイメージとは違っていました。
38歳で非業の死を遂げるまでのことは、白楽天の詩「長恨歌」でご存知の通り〜〜。
唐の玄宗皇帝の寵愛をほしいままに温泉地「華清宮」で、うつつを抜かしている間に、
安禄山の蜂起が起こり国を混乱させ、短い生涯を終えた熱い情熱を感じさせるカクテル
ではなかった。
でも、好きなカクテルの一つに入りました。 おいしかった!!
余談ですが、楊貴妃は難を逃れ、山口県で生涯を終えたと言う説もあるようで、
湯谷町の二尊院にはイメージモニュメントとして、楊貴妃の立像があるそうですね。
楊貴妃 玄宗皇帝
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(第8回)
かわず桜・ソメイヨシノ・山桜・しだれさくら・・・桜の花とともに、春が去って
いきました。
華やかで、生命力に溢れ、希望に満ちる春・・・その桜色は可憐でロマンッチク!
そこで、飲みたくなるのが、ロゼワイン!!!
人間が地球上で活動し始める以前から、アルコールを含む液体は地球上に存在して
おり、それを偶然口にしたのがワインの歴史の始まり〜〜とか。
ワインは最も歴史の古いお酒と言うことになる。
収穫したブドウを圧縮機にかけ、果汁を搾り出して発酵させ、途中で皮を除き炭酸ガス
も一緒にビンに詰めて発泡性を持たせたものが、スパークリングワインのロゼ!!
その色のきれいなこと〜〜
桜色・思い出・夢・・・・グラスを手にして、最近は西行法師でなく、芭蕉の「さまざま
のこと思い出す桜かな」の句を勝手に解釈して思いを馳せている。
タンニンを含み、渋みのある赤ワイン、酸味を感じる白ワインと違って、飲みやすい。
決して赤ワインと白ワインを混ぜたものでなく、しっかり自分を主張している独立した
「ロゼワイン」が大好き〜〜〜。
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(第7回)
ウイスキーが お好きでしょー
もう少し しゃべりましょー
ありふれた 話でしょー
それで いいの 今は
石川さゆりの 歌声と一緒にTVのコマーシャルが流れてくる・・・
大きな氷の塊の上に、琥珀色の液体がドクドクと注ぎ込まれる〜〜〜
「ハイボール」!
女優・小雪のしなやかな姿態・魅惑的なまなざし・・・ゴージャスな世界が待って
いるような雰囲気の映像とともに、さぁ楽しいひと時のスタートって感じがする
「ハイボール」!
私がよく目にするのは、角瓶と呼ばれるウイスキーをソーダ水で割ったもの。
どんなつまみにも、料理にも相性がよく馴染めるアルコールだと思う。
恋人同士・気の合う女友達同士・男同士・夫婦・・・が揃い、機知に富んだ会話と
しゃれた笑いがまっている、息抜きのひとときに、まず手にするお酒「ハイボール」!
誰でも知っている「ハイボール」されど、見過ごせない「ハイボール」かな?
僕は一杯50円の頃からの付き合いだなぁ〜と隣の夫は言ってました。
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(第6回)
今日は立春・・・昨日は全国で「福は内〜〜」の掛け声とお豆が飛び交い隣近所
福の神がいっぱいになりました。
1月は往って、2月は逃げる、3月は去ると昔から聞いてきましたが、本当に日が
経つのは速いですね。
寒さの残る今、冬の贅沢「ひれ酒」のお話。
我々夫婦は、寒くなると「ひれ酒」にはまります。魚のひれを少し焦げ目が着く
くらい炙ります。かき餅を焼く要領で、裏表忙しく返しながら、丁寧にあぶって、
コップに入れ、用意した熱燗のお酒を注ぐ。
香味がお酒にうつるのを待って、おもむろに乾杯!!!笑みがいっぱい!!になります。
お酒は琥珀色に色づき透き通って、それはそれは美味〜〜〜
「ふぐのひれ酒」が一番だけれど、鯛やエイの鰭でもOK〜〜。飲み干したら、
もう一度熱燗を注ぎいれる。味は濃くなり、またまた美味!
似たお酒に「骨酒」があります。焼いた岩魚や鮎にお酒を注ぎ、飲み終わったら、
その魚を頂く・・。岩魚は西粟倉村の岩魚の養殖場で、鮎は高梁川の土手沿いにある
お店が、それぞれ美味しい骨酒を飲ませてくれると聞き、尋ねて行った事を思い出します。
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(第5回)
年末の、夜の岡山駅付近の華やな電飾を見ると、思い出す。
クリスマス・プレゼント・ご馳走・・・・。私が子どもの頃・・・クリスマスには、イチゴ
の乗っかった、真っ白の生クリームいっぱいのケーキを食べさせてもらってた。
(いまだにケーキといえば「イチゴショート」がすぐ頭に浮かぶほどうれしかった。)
そのとき、一緒に飲むのが、シャンペン・・・銀色の包装紙に赤いリボンがかかっていた。
(実際は、子ども向けの炭酸飲料だったが) 父が大仰な手つきで栓を抜くと「ポンッ!」
の音と共に、コルクが天井にまでとんでシュワァーと泡が噴きこぼれる〜〜〜。
ドキドキするほど、楽しい楽しい一家団欒のクリスマスだった。
以来、何かあるとシャンペンを飲みたくなる。
シャンパン(大人になってからはシャンパンと呼んでいる)は17世紀、太陽王・ルイ14世の
頃フランスのドン・ペリニヨンと言う酒庫係の僧侶が発酵の完了していないワインにコルク栓
を使ったところワインが再発酵して発泡性のある飲み物が出来たとか。
それがシャンパン!!
天井知らずの高級品からポピュラーなものまで多くの種類がある。又イチゴと一緒に口にすると
最高の美味とか・・・みんな思い出のシャンパンは色々あるだろうけど、私は娘達の結婚披露宴
で飲んだシャンパンが一番美味しかった!!!
きれいな琥珀色の液体の中を細かい泡がいっぱい登っていくグラスで「乾杯!」するのは最高の
気分だった〜〜〜。
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(第4回)
今回は少し趣向を変えて、我が家で飲むカクテルの話しを紹介します。
あれは何時ごろだったか・・・子供たちも成長し元の二人だけの生活になったころでした。
集まり好きの我が家で来客が帰宅後、後片付けも終わりホットしていたとき「お疲れ〜」と
言って、主人がロンググラスにカクテルを作って、もって来てくれた。
サプライズ!! 驚き!! 感動!!
大好きなジンベースの「ジントニック」でした。
昔、熱帯にあるイギリスの植民地でマラリア除けの保健飲料として飲まれていたと言う「ト
ニックウォーター」にジンと氷を入れ、ライムで香りをつける。 と ほんのりとした苦味
とかすかな甘みの 飲み口のよいカクテルになる。
主人特製の「ジントニック」 美味しかった!・・・
あれから3〜4回は喜ばせてくれたかしら?
頼むと作ってくれるのじゃなく、主人の気が向いたときだけのサプライズ。
今度は何時出てくるのかしら?・・・楽しみ
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(第3回)
今回は 食後に飲むお酒
よい時候になりました。
秋・中秋の名月・虫の声と揃うと唐の詩人・・・お酒好きの李白を思い出す人が多い
と思いますが〜〜だだお酒が好きなだけでなく、ロマンチックな雰囲気も必要と
おっしゃる方には「アレキサンダー」と言うカクテルを思い出します。
19世紀中ごろイギリスの王が王妃アレキサンドラに捧げたと言われる。
またはロイヤルウエディングに献上される気品ある一献・・・とも聞くカクテルです。
甘くクリーミーで、口当たり良く、女性には1!!の支持率。
私も大好きで、最後はこれと決めている一押しのお酒〜〜〜。
あまりにも美味しくお酒の飲めなかった女性が、これをきっかけにアル中になるという、
悲しいお話は「酒とバラの日」と言う映画です。
似た味で、ネーミングも心引かれるものに「シルクストッキング」「バーバラ」が
ありますが、ベースになるお酒が違うだけで・・・ほとんど同じで甘くて美味しい
カクテルです。
デートの終わりには最高のお酒ですよ。
アレキサンダー シルクストッキング バーバラ
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(第2回)
一日の終わりを彩るかのごとく西の空の、金色に輝く夕日にも似た、美しい
「シンガポール・スリング」の思い出話
サマッセトモームが好んで利用していた、東洋の貴婦人とも言われる「ラッフルズ
ホテル」は、19世紀の優雅なコロニアル様式の美しいホテル。
そこにある ロングバーは・・・天井から大きな棕櫚の団扇がいくつも連なり、
各テーブルに置いてある落花生は食べ放題!!
塵一つ無いきれいな街からは、およそ想像できないくらい、板張りの床には客が
捨てたピーナツの殻が散乱。 歩くとバリバリと音をたてる。ここだけの昔から
の風習とか。
そこで飲んだ「シンガポール・スリング」のおいしかったこと!
シンガポール湾の夕焼けを表現したカクテルだとか。
甘口でフルーティなカクテルでした。
夫はもう一つの名物「ロングビール」を手にしていた。
思い出のスナップも添えておきます。
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次回(第3回)は今現在、はまっている「シルクストッキング」を聞いてください。
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(第1回)
最初は「マティーニ」
当時、一杯50円の「ハイボール」が好まれていた頃の話。
彼は三角のカクテルグラスを慣れた手つきで、持っていた。
薄緑の透明な液に しゃれた色のオリーブが添えてあった。
照明に照らされ、キラキラと輝いて居たのが印象に、残っている。
オランダの医者が解熱利尿用として考えたという「ジン」がベースの
カクテル。何故かそれ以来、松の香りのするジンが私は好き。
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(おまけ)
*ウィンストン・チャーチルも愛飲
*「007シリーズ」のなかで、
ジェームスボンドも
注文するセリフがでてくるとか〜〜
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