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近隣の散歩途中で見かけた尾針神社の「巨石群:磐座(いわくら)の跡」と式内社と 言われる当神社を調べてみました。 K氏撮影 |
式内社とは、927年に作られた「延喜式神名帳」に載っている歴史的な由緒ある神社です。 |
祭神には、伊福部氏の祖とされる「天火明命 (あめのほあかりのみこと)」が祀られています。 |
伊福部氏とは、邪馬台国時代に物部氏と同じく天皇家 を支えた豪族である。瓦の紋章に「福」の字がはっきり と見える。 |
本殿の正面 | 境内末社には、若宮、稲荷神社ほか7社が祀られている。 |
江戸時代には、地名と混同して栗岡神社と呼ばれ たらしい。 |
本殿は昭和15年、皇紀2,600年を記念して新築された。 |
高さ1.6m、長さ6mの巨石とそれより小さい大小10余り の石が南北に横たわる。これは、古代祭祀の場「天津 磐境(あまついわかさ)」の遺跡である。 |
背後の「磐座の跡」から本殿を望む。かつて、土師器、 須恵器がこの林から発見されている。 |
津倉町の氏神様「尾針神社」の例大祭は、毎年10月20日〜21日である。 |