尾針神社で茅の輪くぐり(夏祭)

7月29日の午後、尾針神社で夏越祓の神事として「
茅の輪くぐり」が行われました。
茅で作った大きな輪
を立て掛け、これをくぐって身のけがれや心の罪を祓う神事です。
輪のくぐり方は、神社によって多少異なるようですが、尾針神社では
「まず、左側を回り正面に
次に右側を回り正面に、最後に賽銭箱の前に進み、鈴を鳴らし、二拝、二拍手、一礼して願い事
を祈願する」
・・・です。今年は社殿改修中にため、輪が正面石段前に置かれていました。

また、紙の人形に名前、年齢を書き息を吹きかけて、罪穢れを移して神前にお供えすれば、神社
側で諸々の疫病や罪穢れをお祓い頂けます。こうすれば、心身ともに清らかになって、後の半年
間を新たな気持ちで過ごせるとの事です。
・・・暑い夏を元気に乗り切りましょう

今年は石段前に「茅の輪」が置かれた

社殿が改修中のため、臨時の社務所でお札が配られた

夜店も出て子供には人気です

無病息災を願って家族連れが目立つ
西暦967年に作られた「延喜式神名帳」に載っている式内社「尾針神社」は郷土の歴史的遺産。
一般家庭にも祀られる茅の輪とお札