尾針神社の夏祭り「茅の輪くぐり」

 平成26年7月29日夕べ、尾針神社で夏越祓の神事として「
茅の輪くぐり」が行われました。
  茅で作った大きな輪を拝殿前に立て掛け、これをくぐって身のけがれや心の罪を祓う神事です。

 輪のくぐり方は、神社によって多少異なるようですが、尾針神社では
「まず、左側を回り正面に、次に
 右側を回り正面に、更にもう1回左側を回り正面に、最後に賽銭箱の前に進み、鈴を鳴らして二拝、二拍
 手、一礼して願い事を祈願する」
・・・です。

 また、紙の人形に名前、年齢を書き息を吹きかけて、罪穢れを移して神前にお供えすれば、神社側で諸々
 の疫病や罪穢れをお祓い頂けます。こうすれば、心身ともに清らかになって、後の半年間を新たな気持ち
 で過ごせるとの事です。
                                       電子情報部 取材

幼児が祈る姿も見られる

無病息災を願って家族連れが目立つ

茅の輪の回り方を図解説してある

お札と茅を受け取る

瓦、樋に「福」の字があるのは、伊福部氏の氏神と言われている

一般家庭にも祀られる茅の輪
西暦967年に作られた「延喜式神名帳」に載っている式内社「尾針神社」は郷土の歴史的遺産。