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　竪穴式住居

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現在、岡山県総合グラウンド内で行なわれている「国指定史跡：津島遺跡」の一部復元現場を
見学取材してきました。復元工事完成は、来年３月予定。

津島遺跡は、縄文時代後期から近代にいたる複合遺跡で長期間にわたる人々の生活の痕跡を示す
国内でも珍しい遺跡と言われています。2,300年以上前、この地に暮らした人々に想いをはせた。

特に、弥生時代前期における集落と水田跡の発見は、我が国の本格的な稲作開始期の実態を初めて
明らかにした遺跡として評価が高い・・・と岡山県教育庁文化財課　木山参事に伺った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　撮影　ＴＫ氏


実際に建物があった場所に竪穴式住居、掘立柱住居、作業工房を復元。　　　　　　　　　　右上写真は竪穴式住居内部。

住居は柱穴から忠実に再現。内部で発見された囲炉裏跡。	左：農作業工房　　　　　　右：掘立柱住居
イメージ図はこちら
遺跡復元計画図（後日、詳細計画図を掲載予定）

弥生時代の水田を再現。当時は小区画の水田で稲作が行われた。右写真は、当時と同じく観音寺用水から取水し、川と花畑を作る。

「遺跡＆スポーツミュージアム」の入口にある地下展示は、発掘時の状況を再現している。右写真は2,000年前の米。

遺跡ミュージアムには、遺跡発掘時の様子と遺跡物が展示されており、往事を偲ぶいい機会だ！