今週の「つぐらの顔」は、・・・ 池田満寿夫賞をとった陶芸家の岸 政弘さんです。 岸さんは、22年前から趣味で「楽焼」を始め、その後退職して本格的に 陶芸の道に入ったという。 陶芸を始めたきっかけは、仕事で疲れた時に のんびりと無心になれることが欲しくなり、家族に勧められたとか・・・。 趣味で始めたとは言え、氏の熱心さは並はずれており、単に人間国宝など の作風を学ぶのではなくて、 人がやったことのない新しい焼き方を研究、 そして一種独特な味わいのある作風を目指しておられます。 (これまでの主な受賞) ・産経新聞 全日本アマチュア陶芸コンテスト 池田満寿夫賞(茶碗) ・芸術祭、茶の湯造形展など ・県同好会展 各見賞 池田満寿夫賞を手にする岸さん |
陶芸家なら誰もが狙う賞をGET |
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自慢の志野風ぐい呑 最高傑作の瀬戸黒風の逸品 |
焼き方 ・灯油窯で1,210度程度まで温度上げて、しっかり焼き込む手法。作品は、1回に20個 の茶碗とぐい呑の詰め合わせで焼くが、気に入る作品は1〜2個だという。 意図的に黄金比(高さ10cm、径16cm)に拘った作品より大き目の作品が多いようだ。 |
お気に入り作品 ・いろいろな焼き方研究に大金を使われたとか・・・その中で瀬戸黒風の逸品が焼き 上がり、コンテストにも出品せず大切に保存している。 |
現在の目標 ・自分の指導している陶芸教室(岡輝公民館)の生徒にコンテストで入賞させること。 |
部屋の中は、試作研究品でいっぱい 若い女性客に顔がほころぶ岸さん |