今週の「つぐらの顔」は、・・・
               創業57年になる和菓子の老舗

            
一色堂(鶏卵饅頭)」を守り、奮闘する社長の山本洋一郎さんです。
 一色堂は、山本洋一郎さんの祖父が友人に製法を習ったのがきっかけで、大阪、神戸、富山を経て修業した末、岡山の地に
 開店したという。 皆様も御存じのとおり当初は、天満屋の中に店舗があったが、現在はバスターミナルの地下に移転して
 今も変わらぬ人気を誇っている。
 
丹精込めて焼き上げる鶏卵饅頭。小麦粉と卵と白あんのふんわり、あっさり上品な味が食べると伝わってくる・・・・・。
 また、生地の旨さがわかる饅頭でもあり、「あんこなし饅頭」もある。ジャムやバターを付けると格別な味という。


 山本さんは、専門学校卒業後、自動車の整備士免許を取ったり、ユニットバスの仕事をしたりと家業とは縁のない仕事を
 して来たという。ところが、大黒柱の父が病に倒れ、母と姉が一色堂を継ぐには荷が重いと悟った。 その後は、今までの
 しがらみを断ち切り、家業に専念すること決めたと話す山本洋一郎の顔が微笑んだ。

 
今の時代、なかなか父の仕事を継ぐ職人がいないと言われる中で、老舗の暖簾を守ろうとする姿勢の若社長に「拍手」を
 送りたいと思います。


山本洋一郎さん(昭和54年生まれ)
      津倉町内会 2班9組在住

 山本さんに伺いました

(モットー)
精魂込めて練り上げた自家製白あん入り饅頭を
     暖かいうちに味わって頂きたい!

   
(趣 味)
 サーフィン
    
(アメリカに長期滞在したこともあり、波を求めて世界中を駆け
      巡りたいと思ったこともあるとか・・・・・)

       

現在、生き甲斐を感じていること) 
      リピーターのお客様が遠方から来て頂ける。父から
    受継いだ「一色堂の味」を守ること。

一色堂の店舗 
 
10個・15個・20個入りの3種 (白餡、あんこなし)  

(山本さんにインタビュー


・お店のモットーにしていること
 
暖かい品を買ってもらいたいので、沢山の焼き溜めは
 しない。ですから、大量注文は予約してほしい。

・美味しい食べ方
 
焼き立てが一番。時間が経ったら、包装紙のまま電子
 レンジで温めて食べると変わらず美味しい。
 
・これから重点的に取組みたい活動
 
半世紀以上続く「伝統の味」をしっかりと継承する
 


ふんわり、あっさり上品な味が自慢
(津倉町内会の総会出席者へは、お土産として毎年配られる)

丹精込めて焼き上げる鶏卵饅頭

(山本さんにインタビュー
 
・この仕事をやっていて、思う事、感じること
 
リピーターのお客さんが多いことに驚く。
 毎月、大阪から出張してくるビジネスマン客、東京・
 大阪に住む岡山出身者へのお土産に購入する客、
 学校の恩師・・・など色々。
 
 
それだけ一度食べたら忘れられない味という事かな!
 そういえば、店頭に掲示してあったチラシには、こんな事
 が書いてあった・・・・テレビ「探偵ナイトスクープ」の記事
           ↓
 
66歳の大阪の主婦が高校生の時に食べた鶏卵饅頭の味
 が忘れられない。どうしても食べたいので探して欲しい」

  
・・・という依頼にタレントの松村邦洋が奮闘。そして、この
 鶏卵饅頭を探し当てるというストーリー。

 店舗前に掲示
2008年にテレビ「探偵ナイトスクープ」で取り上げられた饅頭と書かれている
 昭和30年創業の看板
祖父の出身が、真庭市
落合町一色であることから「一色堂」と命名

ご注文はお電話で!
一色堂(086−231−7789)

天満屋バスターミナルの地下商店街(クレドビル方面)

                                                       
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