今週の「つぐらの顔」は、・・・ 人生を「陽気に暮らす」ことを音楽を通じて提唱し、周りの人を元気印に変える コーラス活動を続ける音楽家の藪井英志さんです。 |
|
藪井さんは、幼い頃から歌が好きだったようです。 家族もお母さん、お姉さんが詩吟や茶道の先生という 芸一家に育ったこともあって、自然と音楽の世界に浸るようになったという。 住友重機鰍ノ勤務していた昭和37年頃、社内同好会のバンド演奏でギター、ピアノを担当したのをキッカケ に度々パーティー等に顔を出すようになり、興味が増していったという。その後、ジャズバンドを組んで演奏 活動範囲を広げ、プロのミュージシャンを目指したこともあったとか・・・。 退職後の昭和58年頃、中学の同級生で歌の好きな者同士が4、5人集い、ナツメロや懐かしい唱歌を歌った ことがある。その際、カラオケでなく、生演奏のピアノ、ギターで歌ったことが受け、残りの人生は生演奏で 歌う会「人生を楽しむ会」として活動しようという事になった。・・・これが今日のコーラス活動の原点という。 現在は10名程度のメンバーで、老人ホーム、ディサービスセンター、ホームパーティ等のいろいろな場所で ボランティア活動を行い、生演奏、コーラスなど幅広く楽しんでもらっている。主人を亡くした人、家庭の悩み をもって沈んでいる人などが、会場全員で懐かしい唱歌、ナツメロを合唱することで元気になったり、息抜き で気分が明るくなって施設管理者やヘルパーから感謝される・・・・これが嬉しいと藪井さんの顔が微笑んだ。 |
|
藪井英志さん(昭和17年生れ) |
津倉町内会 3班16組在住 (主宰クラブ) 昭和58年 人生を楽しむ会を結成 (コーラスクラブ) ※歌好きの中学同級生が集まって、藪井氏のピアノ演奏で 歌っているうちに、歌を通じて人に勇気や元気が与えられ るのではないか・・・と考えたという。 |
大勢の仲間と合唱・・・女性が多いのが特徴 |
「人生を楽しむ会楽団」の旗もいい感じだ! |
慰問先では、小道具も必要・・・・水戸黄門のテーマ曲ではちょん髷が登場する | |
アルトサックス、ピアノ、ギター・・・いいムードで豪華パーティー |
休憩中も生徒にアドバイスを送る |
今回は、正装でボランティア活動の藪井さん |
今日は、ウクレレで漫談も混じる? |
← ・岡山市から「慰問ボランティア活動」が評価され、 萩原誠司市長(当時)より表彰を受ける藪井代表 |
|
藪井さんにインタビュー @座右の銘 「人生を楽しむ」 ※天理教の教えに「陽気暮らし」という言葉があり、 くよくよしないで、前向きに陽気に生きて行きなさい ・・・という考えが基本とおっしゃる。 Aこれからの活動方針 現在の活動で、歌う人と聴く人の両方が互いに パワーを貰い合って元気になると感じており、無理 をせず長く続けたい。出来れば、軽快なコミック調な 出し物を取入れたい。 |
クリスマス演奏では、サンタに変身! |
要望の多い曲目 ・赤とんぼ ・青い山脈 ・目んない千鳥 ・ひばりの花売り娘 ・川の流れのように ・ホーリーチン・ツァイライ ・また逢う日まで ・赤い靴など・・・・・ |
|
人生を楽しむ会の活動紹介 ・会員は、現在20名ですが50歳後半〜60歳代が 大半で 正に「自分の余生を楽しむ」世代の集い ・老人ホームなどを慰問するメンバー 男女10名程度(男性2名、女性8名)でボランティア 活動しており、楽器はピアノ、ギター、オカリナなど が主であるが、欲を言えばバイオリン、フルート、 マンドリンなど幅を広げたいという。 ・慰問先では、観衆の中から「生演奏で自分も歌って 見たい」という要望が度々出され、会場が一体と なって盛り上がる。また、慰問季節に合う童謡、唱歌 を歌ったり、「水戸黄門のテーマ曲」では、ちょんまげ カツラを着けて演奏する等、演出にも気を配る。 |