今週の「つぐらの顔」は、・・・ 津倉町の民生委員(厚生労働大臣委嘱)を務めて頂いている 2班9組の高橋直美さんです。 町内で高橋さんの顔を知らない人はいない・・・と言っても過言ではない。皆様もご存じのとおり、民生委員も さることながら町内行事にはいち早く駆けつけて、とにかく良くお世話をしてくださる。 また、たこ公園周辺から国道180号線沿道など町内のいたる所で清掃美化活動を行い、「美しい町づくり」を 毎日実践しており、頭の下がる思いの人も多い。 さらに、今年度から始まった「文化教室」を立ち上げる調整を講師や町内会等と行ない、現在も教室準備から 会計まで発起人として中心的役割を果たす。 生活環境が変わり、津倉町でも核家族が増え、世の中の無秩序現象やご近所同士の関係が希薄になる状況は 町内会にとって好ましくない。 そして、現代はこれを打開し、社会を治めていくリーダー的な人材が少ないと 高橋さんは嘆く。 また、社会の宝である子ども達の健全な心身発達に好影響を与える町内にしたいと思う。津倉町からも立派な リーダーが育って、住み良い世の中にしてほしい。その為には大人が色々な気配りをしないといけない ・・・・・・と熱く信念を語り、目を丸くする高橋直美さん。 高橋直美さん 集会所の竣工式では、司会を担当! |
現在の社会活動 ・民生委員、 ・児童委員 ・津倉町文化教室世話人 ・「美しい町づくり・人づくりの会」代表 ★ 毎日、小学生の登下校時には通学路に立って見守る。 顔色を見て、児童の異常を調べるという。 |
理念(座右の銘) 社会に役立つ青少年を育てる支援をしていく。 学生の頃から仏教哲学で「他がために」と学び、 些細なことでも人が喜んでくれることは無条件 で行動する・・・と高橋さんらしい |
高橋さんにインタビュー 1、津倉町内会の素晴らしいところ ・昔から住んでいる人が多く、お互いに親近感がある。格差感の ない人が多く秩序ある行動だ。子供の不登校、いじめがない。 2.課題と考えるところ ・以前に比べると町民のふれ合いの場が少なくなった。近所の 人が「どういう状況か?」分からないこともある 3・民生委員の立場から ・独居老人は、20名程度ですが、女性の立場で行動するには 夜間対応など問題もある。皆さんの協力をいただきたい。 |
高橋さんにインタビュー ・趣味 ・真言宗の寺(学校)で在家で得度をいただく修業をしている。 京都を歩くと皆が語るお釈迦様の教えが当地では、理解されない。 ・生き甲斐を感じることは ・家族の協力もあって、「無条件で他がために行動できる」こと。 ・印象に残っている町内思い出 ・町内バス旅行・・・フェリーで四国屋島に行き、はしゃいだ思い出 |
毎日、児童の登下校を見守る | 集会所竣工式の日、自宅を開放して、「お雛茶会」を開催する |
文化教室の発起人として・・・・・現在の心境を聞きました ※なぜ文化教室を立ち上げようと思ったのか? ・欠けているのは、優秀な学区と言われながら私の知る限り、町内にそれほどの文化人はいない。 そのような中で、華道、茶道、布花手芸の各先生は社会人として素養、人柄が優れており「この先生達に触れ させたい。教わることから子供達の成長に活かしたい。それが子供の最良教育になる」と確信したことです。 ・既に、この教室は思惑通りに進んでおり、子供達の反応も良く、他町内からも参加希望がある程である。 ・また、希薄になった町民意識に趣味を通して、大人のコミュニケーションが図られる事を期待した。 ※ボランティア講師の献身的な指導に「ただただ感謝するのみです」・・・と高橋さん。 |
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文化教室の用具準備、会計・・・と多忙だ |
茶道に挑戦する高橋さん親子 |
「美しい町づくり・人づくりの会」の代表を務める高橋さんからボランティア・ロードについて聞きました・・・ 地域住民が生活空間の道路へ愛着心をもち、清掃とマナー向上啓発を目的とする活動。つまり地域や企業の 皆さんに道路の美化清掃等に参加していただき、皆さんとともに快適な道づくりを進めている活動です。 ★町がきれいになれば、人の心も変わり全てに好影響がでる。通学路をきれいに整備しただけで、事故、子どもの非行が減少したという。 |
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ボランティア・ロード看板(旧西署前交差点) |
R180号沿線の花壇の手入れをする高橋さん |
町内の方へお願い・・・毎月第2土曜日(午前7時から8時)に国道180号沿線の清掃活動 をしていますのでご協力下さい。 *なお、夏の6月、7月、8月、9月は午前6時から7時です。よろしくお願いします! |
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活動を通じて思うこと 私たちが住んでいる地域のことは、子供や老人を含めて私たち自身で育み守っていく姿勢が大切だと思います。 核家族で当面は暮らしても、最後は愛する家族に見守られて逝く・・・そんな人間関係を取り戻したい。何でも良いから 一人ひとりが出来ることから始めていくことが、やがては社会全体が良くなっていくと信じています。 ・・・・・・・・・と高橋さんは力説する。 |
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これから重点的に取り組む活動 ☆異常な行動のある子供の主原因は、家庭にある。問題の家庭環境にならないよう民生委員としても活動したい。 ☆何でも自分たちで解決、前進できる「安全、安心な誇り高い町内づくり」に協力したい。 |