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 コメント・・・妙林寺の節分祭が2月4日に行なわれました。
                                                             
 「節分」とは立春の前日をさします。そもそも節分という語は、立春だけに 限らず立夏・立冬・立秋の前日をさし、四季の節目を意味していた
 言葉でした。 つまり、節分は一年に四回あったわけですが、旧暦では立春が年の始まりにあた ったことから、この節目が特に重要視されて、
 いつしか節分といえば、立春の前日をさすようになったのです。 節分には、災厄や邪気を払う行事が行われます が、その代表的なものに
 「豆まき」があります。年男・年女が「福は内、鬼は外 」と唱えながら、煎った大豆をまいて鬼を払うこの行事は、中国の明の時代の習 慣を
 、室町時代に取り入れたといわれています。かつては、豆まきを「追儺」「 鬼遣らい」といい、宮中の年中行事の一つでした。舎人が扮した疫鬼
 を追い払う ことにより、災厄を払い除くというこの儀式が、次第に民間に伝わっていったのです。
東京都神社庁「神社の知識」より
平成24年2月4日(土)10時から津倉町の妙林寺において、節分祭が行われました。

10時前には、大勢の檀家や厄除け祈願の信者で本堂がいっぱい。 10時になると、本堂前で5人の僧侶による水行が
行われ、祈願者に代わっての極寒水行は「南無妙法連華経」を唱える信者と一体となって見ごたえのある瞬間でした。
この後、小埜住職と12人の僧侶が本堂に入場し、熱気あふれる読経が大広間に鳴り響く。本年が厄年、祝年にあたる
祈願者も多数参加。10時40分になると参拝者全員に11人の僧侶による厄払いの儀式が行われ、皆でお陰を享受。
そして読経が終了。
11時、小埜住職による説法があり「節分の起源、豆まきの方法などの話、南無妙法連華経を唱えていれば、仏様がいろ
んな面で皆さんを守ってくれます!」・・・と日頃の行ないを諭された。
最後に参拝者へ豆、お餅などのお土産が配られお開きとなった。

 
※大黒まつり・・・自宅から持参した「大黒さま」をお清め水で行水し、祭壇で祈祷すると再び財力を蓄える力が増し、大黒さまが生き返るという。


大勢の檀家や厄除け祈願の信者で本堂がいっぱい

参拝者に代わって5人の僧侶による水行・・・桶の水は冷たくて痛いそうです

熱気あふれる読経

この後、参拝者一人ひとりへの祈祷が行われた

小埜住職を囲んで12人の僧侶による読経は、迫力満点で大広間に響きわたる

小埜住職の説法


妙林寺本堂の正面
町内の皆様も一度は、この妙林寺の節分祭にお参りしてみて下さい。感動ものです!
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