津倉稲荷(日蓮宗 妙応寺)の夏祭り読誦会
 
 津倉稲荷(妙応寺)で平成23年度夏祭り読誦会が7月25日(月)、午後6時30分から行われました。日蓮大聖人の遺徳を
 しのび報恩感謝し、あわせて先祖の霊の追善供養と一家の現世安穏を祈願する
「読誦会」が例年通り開催されました。
 当日の読誦会は太田智啓副住職が導師を務めて進められ、1時間以上の読経。その後、参加者全員の加持祈祷も行わ
 れました。太田副住職の熱のこもった読経の中、参拝者も心静かに祈りを捧げました。
 例年より少し涼しい夏夜でしたが、太田副住職の読経迫力に圧倒された参拝者の暑さを忘れて、ひたすら祈る姿が
 印象に残りました。

  
(読誦会:どくじゅえ・・・とは?)
   千人のお坊さんが十日間集まって、一日に法華経の全て(一部経)を読誦したのが日蓮宗に伝わる。これにちなみ
   一日に法華経の全て(一部経)を読誦する会を催すもの。


 また、読経のあと参拝者に対し説法があり、「災難のわざわい・・・とは本来、悪鬼がしでかす状態の意味。1052年以降は
 末法の時代とされ、釈迦の悟りを介さない人間があふれて人が悪くなっている。 悪い事を人にせいにするのも、その
 一つである。よって、心豊かな人づくりが求められる時代であろう・・・・・と話された。


参拝者への説法

太田副住職による加持祈祷も行われた
            

 
お知らせ

来年の夏祭に日蓮宗の修法のひとつである
「ほうろく灸」を実施します。

                 

 

(解説)江戸時代から続けられている「まじない」で、
   頭に「ほうろく(素焼きの皿)」をかぶせ、その
   上に火のついたもぐさを乗せて祈祷を行なう。


    頭痛封じ、夏負け、夏バテにご利益がある
   というものです。 皆さんもご期待下さい!

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