津倉稲荷(日蓮宗 妙応寺)の夏祭り読誦会
津倉稲荷(妙応寺)で夏祭り読誦会が7月25日(金)、午後6時30分から行われました。
日蓮大聖人の遺徳をしのび報恩感謝し、あわせて先祖の霊の追善供養と一家の現世安穏を祈願する
「読誦会」を体験しました。
当日の読誦会は太田智啓副住職が導師を務めて進められ、1時間以上のの読経。その後、参加者一家
の加持祈祷も行われました。太田副住職の一心不乱な熱のこもった読経は、参拝者に勇気を与え、暑い
夜でしたが、心静かに念じていると、暑さを忘れて無我の境地にいる感覚になりました。

  (読誦会:どくじゅえ・・・とは?)
   千人のお坊さんが十日間集まって、一日に法華経の全て(一部経)を読誦したのが日蓮宗に
   伝わる。これにちなみ一日に法華経の全て(一部経)を読誦する会を催すもの。


また、読経のあと参拝者に対し説法があり、先祖を敬う心の大切さを現代事象をもって教わりました。
太田副住職による加持祈祷も行われた 参拝者への説法
(説法の概要)
 ・東京など都会では、お葬式の日に「初七日」「四十九日」の法要を済ませる簡素化も見られる。
  また、実家の宗派も知らない人が多い。少なくとも、先祖の供養の仕方ぐらいは知ってほしい。
 ・核家族が影響していると思われるが、小さい子にも機会あるごとに先祖供養の様子を見せて、
  「何(供養)をやっているのかを教える」ことが大切である。
 *岡山出身の心理学者の調査結果・・・・14歳までの犯罪者の家庭調査
                           ・仏壇のある家庭 → 犯罪者少ない
                           ・  〃 ない家庭 →   〃 多い