津倉わいわいESD「4月例会」を開催
                                      (主催:津倉わいわいESD)
 4月17日(日)津倉町集会所に池田武彦氏を講師に迎えてテーマ「これからの岡山・・・」と題した講演会
 が行なわれました。

 講師から、まず熊本地震に触れ
「地域で助け合う=共助」が大切なことを身をもって教えてくれている。重要
 なことは、日頃から災害の想定に立って心の準備が大切である。人から教わるのでなく自ら考え行動する時
 である。「これからの岡山?」の答えはここにある・・・と最初に話された。

 
(講師の講演概要)
 
今日はESD活動の講座会と聞いているが、日曜日のこの時間帯に集まれる津倉の人はすごいと思う。町内会
 の文化レベルが高いということでしょう。
ESD活動は、現在の高齢者に効果のあるものではなく、次世代の
 
子孫に負の遺産引継がない為にやるものだ。少子化問題に絡むいろいろな社会問題に取組み、次世代の子孫に
 
「新しい地域づくり」をバトンタッチすることが求められている。

 幸いにも津倉町は、他地区から羨ましがれる好立地の住宅地と思う。それでも地域ごとの課題は必ずその地区
 にある。その中で他に先駆けて将来に備える学習活動をすることは、自治体からの評価が絶対に高い。
 私の住んでいる津島から見ても見習うべき事が多いと思うし、他地区をリードし、模範となるよう期待したい。
           

 
また行政へ地域のニーズを要請する場合でも、ESD活動の様な行動を見せながら既存の団体(長寿会、子供
 会、婦人会等)が結集して行政に当たると効果は絶大となる。声を大きく出来るでしょう。

 (池田講師のお話) 
 今後に期待することは、無理せず出来ることから始めて長続きするESD活動に仕上げてしてもらいたい。更に
 言わせてもらうと
「若い人を育てる」ことを町民全員が意識して行動してもらいたい。
 津倉には、妙林寺、岡山ヤクルト、岡山工業高校などの優良機関に加え、ラジオ塔、観音寺用水、古墳などの
 遺産もある。環境は十分であろう。後は住民の意識だけである。頑張っていただきたい。
 
 
小さい子供は地域の宝である。学力だけで評価する必要はない。もっと大切な事がいっぱいある。例えば挨拶
 が出来なければ社会に受け入れられない。会話が大切である。これからは英会話や中国語、韓国語も必要だ。
 町内会でも
「子供をみんなで育てる」という機運を作ったり、実際に子供と接する機会を多くもつことが重要
 である。そのツールとしては、お茶、書道、生花などもあるが、要は何でも良いから若い人や子供達とふれ合
 う機会を出来る限り多くすることだろう。

講座の開会挨拶

素晴しい町内だ・・・と池田武彦講師から
 
講演に聞き入る参加者

子供は地域の宝・・・みんなで育てるよう講話

災害時に備えて共助力を育てるよう講話

講師に御礼を述べながら閉会挨拶
    
       津倉わいわいESD」からお知らせ

 新年度より毎週月曜の計画で、「ふれあいカフェ」を
 集会所において開催します。

 特に高齢者の皆様の憩いの居場所、また世代を超え
 た交流の場になれば幸いと考えています。