平成19年度 総合防災訓練(報告)
平成19年9月2日、総合防災訓練が岡山市操車場跡地公園(仮称)にて行われました。 暑い中、子供から
年配の方まで多くの人が参加していました。
訓練は、設定された災害(下記参照)に沿って本格的に行われます。 空では、ヘリコプターによる情報伝達・
建物火災現場への人員輸送・空からの放水等が行われ。 陸では負傷者の運搬・ライフラインの復旧作業・被災
者の救出等・・・本番さながらの訓練を間近に見ることができました。もちろん、事前に申し込みをすれば、実際に
被災者役で訓練を体験することもできます。
停電箇所への緊急送電作業 被災者の応急対応訓練
訓練の間、見学者は体験コーナーや展示コーナーを事由に見学でき、体験コーナーでは起振車による地震体験、
煙の中の避難体験、心肺蘇生法の体験ができます。
心肺蘇生法の体験では公民館や小学校で設置され始めた
「AEDの使用方法」を教えてもらうことができました。
展示コーナーでは、野外手術システム、移動無線基地車両、バルーン・シェルター等を見ることができ、車両の中で
検査から手術までできる野外手術システムは、とても興味深かったです。
ヘリコプターから建物火災現場へ
また、各種救助車両が勢揃いのため、これらの車両を見るだけでも十分楽しめました。特に、自衛隊の装甲車等、
普段はなかなか目にしない車両を見る事ができ、多くの人が写真を撮っていました。
そして、炊き出しの実演もしており、その場で作られた「おにぎりと味噌汁」が見学者に配られました。
この防災訓練は、場所を変えながら毎年行われております。これだけ大規模な訓練に参加できることは
、なかなかありませんので、是非機会があれば参加してみて下さい。
・ 紀伊半島を震源とするM8.6の東海・南海地震が発生し、県内では最大震度6弱を観測。 |
・ 県内各所で液状化、土砂崩れ、家屋の倒壊、車両の多重衝突、有害化学物質の漏洩、 建物火災等の被害が相次いでおり、 今後、沿岸部で3m程の高波被害が予想される。 |