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ニューストピックス(2015年6月15日)
男性料理教室が開かれました。
6月15日午前10時から、富山公民館の調理実習室において「平成27年度男性料理教室」が開かれました。
参加したのは、講師の中区保健センターの吉田千代子管理栄養士、主催者で補佐役の富山学区栄養改善協議会(中村初枝会長)の栄養委員8名、富山公民館クラブ講座「富山ウォーク」の男性11名です。
献立について説明する吉田管理栄養士 |
初めに講師から「本日の献立は“チーズキャベツの肉巻き”、それに“切り干し大根のキムチスープ”と“鹿の子風クリームチーズ”です」と紹介があり、次いで簡単な説明の後に4卓に分かれました。
各卓は、男性実習生が2〜3人、補佐役の栄養委員が2人ずつ配置し、吉田講師は進行と全般指導です。
ほとんどの男性はこの教室の既習者で、キャベツの千切りを軽やかな包丁さばきでこなし、レシピ片手にメインディッシュに次いでスープ作りも快調に進捗、やがて調理室は食欲をそそるいい匂いに包まれていきました。
本日の献立の原材料(5人前) |
お手並みも鮮やか、キャベツの千切り |
ブタ肉を3枚並べ、 その上にキャベツとチーズを・・・ |
ブタ肉でクルリと具を包みこみます。 |
レシピ片手に奮闘中の男性料理人 |
こんがりとキツネ色に・・・。 部屋にはいい匂いが立ちこめる。 |
本日の一人前の料理のできあがり! |
最後に全員で会食しました。 |
最後はデザート作りです。甘く煮た黒豆の水分をよく切り、クリームチーズを乗せて茶巾絞りのように圧迫すると、黒豆の隙間に白いチーズが混ざり込んで、みごとな「鹿の子」模様のデザートができ上がりました。
すべての料理ができ上がったところで、参加者全員で会食です。「おいしい」「うまい」の声があちこちで聞かれ、実習生の感想の発表では、異口同音に語る講師のレシピと調理指導に対する感謝の言葉の陰には、「俺たちの腕も捨てたもんじゃない」との自信のほどが伝わってくるようでした。
自作の650KCalのご馳走を完全喫食した後は、恒例のOKAYAMA市民体操の高齢者バージョンの実施です。
吉田講師は「体の筋肉の7割は太腿にある。日常の行動+10分間体を動かすことを心掛けましょう」と、体操指導もなかなか見事なお手並みでした。
(文・写真:小野田)